短期間で急成長する播磨灘の牡蠣は、
くせのない味と、加熱しても縮まない身が特徴
東日本では宮城、西日本では広島産が有名な牡蠣ですが、兵庫県播磨灘海域でも養殖が行われています。通常、牡蠣は出荷までに2~3年を要しますが、この地域の牡蠣は山々から流れ込む豊富な栄養分と徹底した生産数管理のもとで、1年というごく短期間で立派に出荷サイズまで成長するため“1年牡蠣”と呼ばれます。コクと旨味がありながらもくせがなく食べやすいので、今まで牡蠣が苦手だった人がファンになるケースも多いといいます。
もう一つの特色は、加熱しても縮みにくいこと。生の状態とほぼ同じサイズを維持できるため食べ応えがあります。とりわけ鍋の具にすると縮みにくさが一目瞭然で、見た目もふっくらして食感もぷりぷりです。殻付の焼き牡蠣や蒸し牡蠣も身が柔らかくて口当たりが良く、牡蠣本来の旨みやジューシーさを堪能できます。
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