文字サイズ

プライドフィッシュ

menu

全国のプライドフィッシュ

岡山県

わたりがに(がざみ)


旬:10~12月

浜ごとに、里ごとに、祭囃子が聞こえ始めると、いよいよわたりがにの季節。
“がさみ”がねーと、祭りが始まらん!

プライドストーリー

地元岡山の祭りに欠かせない“がさみ(わたりがに)”
秋の“がさみ”は身が詰まりとても美味!生きているうちに茹でるのがコツ!

  浜ごとに、里ごとに、祭囃子が聞こえ始めると、いよいよわたりがにの季節。「まつりのごっつおー(ご馳走)だ。」新蟹の解禁だ。親蟹も身が乗って・・・。ざる一杯をみんなで囲んで。あーよだれがわいてくる。   
  朝晩冷え込んで、浜ではのりの種付けも始まった。
  「がねがねーと(蟹がないと)祭りが始まらん。」「直売所で買うたらすぐ茹でてもらうんで。」生きとるうちに茹でないとうまみは半減。
「活き蟹がおらなんだら茹でたやつを買うて来い。直売所なら信用が置ける。」 蟹こそ鮮度が命。「漁協の茹で蟹が一番じゃ。」
  秋深まると、親蟹にセキ(甲羅の中に卵)が入る。「そうなるとめん蟹(♀の蟹)のもんじゃ。セキの柔いのとみそがほんまにうめえ。」
 どこのお宮も秋祭り真っ最中。街の料理屋さんも一斉に「ガザミあります」と張り出しメニューを上げる。
 蟹は、日本国中産地ごとにプライドが強い。タラバ・ハナサキ・マツバ・エチゼン・ケガニ・クリガニ、前浜の蟹が日本一。自慢は尽きない。岡山のプライドはこの蟹。がざみ。わたりがにじゃ。
 

※クリックして拡大

水揚げ漁港や漁法

秋から冬にかけて直売所の花形商材!

 県下全域で漁獲され、漁法もさまざまであるため、多くの漁協で水揚げがあり、秋から冬にかけては直売所の花形商材となる。底曳網・刺し網・定置網などで漁獲される。ワタリガニともいわれるように盛んに泳ぎ回るのでいろいろな漁法で獲ることができる。
 <底曳網とは>
  小型機船底曳網と言い、5トン未満の漁船に15馬力以下のエンジンを積んで船尾から網を降ろし、海底や海底近くにいる魚介類を獲る漁法です。獲ろうとする魚種や海底の状態により漁具の仕掛けや網の構造が違い、底魚・えび・かに・を対象に操業されており、岡山県で最も盛んな漁法です。

※クリックして拡大

おいしいお店・買えるお店・レシピ レシピ 直営店 泊まれるお店 プライドフィッシュ取扱店

お店をもっと見る

その他岡山県のプライドフィッシュ