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沖縄県

沖縄美ら海まぐろ
「キハダマグロ」


旬:7~9月

さっぱりとした味わいが癖になる
薄紅色に輝く夏のマグロ

プライドストーリー

赤身、血合い、トロすべてに健康に役立つ栄養たっぷり!
旬のマグロが手ごろに楽しめる、漁獲量トップクラスの島

 沖縄は、季節ごとに「旬のマグロ」が食べられる全国的にとてもめずらしい島。本マグロ(クロマグロ)をはじめキハダマグロ、メバチマグロ、ビンチョウマグロと日本で漁獲されるマグロ4種類のすべてが水揚げされています。実は、沖縄のマグロ漁獲量は全国3位。マグロは、沖縄で最も多く漁獲される魚なのです。沖縄のマグロ漁は、環境にやさしい延縄漁や、パヤオ(浮漁礁)での近海漁で行われています。
 そこで沖縄ではマグロの産地としての認知度向上のための各種PR活動や県内外の消費拡大・需要拡大を図り、マグロ資源の有効活用と魚価向上、関連産業の振興を実現するため「沖縄美ら海まぐろ」ブランドを立ち上げました。
 マグロの赤身には、良質なたんぱく質が豊富。脂肪肝を防ぐ効果があると言われている必須アミノ酸のメチオニン、脂肪の酸化を防ぎ、老化を遅らせる働きがあると言われている必須微量元素のセレンを含んでいます。ほかにもリンやビタミンD、ビタミンKなどの骨の成長に欠かせない栄養素がたっぷり。血合いには、コレステロールの代謝促進や肝臓強化に優れたタウリン、血行を良くし美肌作り、肩こり、腰痛に効果のあるビタミンE、貧血予防効果をもつ鉄などが多く含まれます。さらにトロ(脂身)には、動脈硬化を防ぐEPA(コイコサベンタエン酸)、DHAやビタミンA、D、Eが赤身以上に豊富。 EPAとDHAは、中性脂肪とコレステロールを減らして血液の粘度を下げ、血栓を予防する働きがあります。このため、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐだけでなく、脳血管障害が原因で起こる老人性認知症の予防や治療にも有効といわれています。DHAは、目窩の脂肪や、中トロ、大トロに多く含まれています。
 キハダマグロの身はきれいな薄紅色で、味はさっぱり。旬の生鮮キハダマグロが手ごろな価格で購入できるのは、漁獲量トップクラスの沖縄ならではです。

沖縄美ら海まぐろHPはこちら

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水揚げ漁港や漁法

年中を通して沖縄県で水揚げされているマグロ。
環境にやさしい、伝統ある漁法で水揚げ

 沖縄は冷凍でない生のマグロが水揚げされる全国でも稀な産地であり、年間を通して常にまぐろ類が水揚げされています。
 クロマグロ(本まぐろ)を始めとして、キハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロは暖かい海を好むため沖縄近海に自然と集まってくるのです。
 沖縄でのマグロの獲り方は2種類あります。

①延縄漁業(はえなわ)
 戦後、食糧難の時代に当時の琉球列島米国民政府の援助で開始し、その後、日本政府と県外の協力をもとに遠洋マグロ延縄漁業が導入されました。投縄作業では、幹縄(みきなわ)に餌(イワシなど)の付いた枝縄(えだなわ)を結びつけ、枝縄5~10本ごとに浮きを付け、浮きから針までの距離で漁獲する水深を調整します。1つの幹縄の長さは約100km、針の数は2000本以上に及びます。約5時間かけて海中に全ての縄を投げ、縄が絡まないよう注意しながら作業します。
 そして、揚縄作業では、投縄作業から4時間程待ち、巻き上げ作業を開始します。巻き上げ機で縄を巻き上げ、魚がかかっていると人の手で引上げます。投縄作業が5時間程かかるのに対し、揚縄には10~15時間かかり大変な作業です。漁獲されたマグロは船上で手早くエラ、内臓を取り除き、血抜きをして魚槽に収め、鮮度管理します。

②パヤオ漁業
 パヤオ(浮漁礁)とは、魚を集めるために海面に浮かべた人工漁礁のことで、浮漁礁を利用した漁業が盛んなフィリピンでの呼び方です。このパヤオに魚が集まってくるのには諸説あります。回遊性の魚類は浮いているものに集まる習性がありパヤオに付着したプランクトンを食べる魚が集まり、その魚を食べる為に中型、大型の魚が集まる事が考えられます。設置されている場所は水深1,000m以上の沖合で、船で片道1時間程かかります。現在、パヤオは県内に約200基設置されています。

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