第9回シーフード料理コンクール 結果発表

第9回シーフード料理コンクール」挨拶

表彰式  2008年12月13日服部栄養専門学校において、第9回シーフード料理コンクールを開催しました。
全国から寄せられた2,060作品の応募の中から、書類審査で選ばれた24作品が実技に臨み、自慢の腕を競っていただきました。実技審査では服部幸應審査委員長(服部学園理事長・服部栄養専門学校校長)、さかなクンほか6名が審査を行い、入賞14作品が決定し表彰式を行いました。

  9回目を迎えた今回の料理テーマは、『夕飯に食べたい!お魚料理』。手軽にできて美味しい、毎日のおかずに向くシーフード料理のオリジナルレシピを募集しました。学生2部門のほか、浜料理の部へも多くの学生から応募をいただき、「料理の甲子園」といった雰囲気の中、実技審査が始まりました。

表彰式   今回の応募総数2,060作品、うち一般学生の部76校649作品、プロを目指す学生の部38校832作品、浜料理の部579作品の中から書類審査を経て、狭き門をくぐりぬけた各部門8作品、合計24作品の様々な魚介藻類を使ったレシピが揃いました。

   当日の審査では、魚介藻類との味や香りのバランス、美味しさ、手軽さ、調理の仕方、独創性や栄養・経済面への配慮が考慮されているかを基準に審査しました。

調理風景
講評
服部幸應
審査委員長 服部幸應氏

  審査委員長の服部幸應先生は講評の中で、「このコンクールも9回目となりレベルアップしてきている。
中でも賞をとる人は、それだけの実力があった。受賞するのは、日頃の努力の結果、どうぞ来年もがんばってください。そして健康のためにも魚を食べましょう。」と参加者全員を讃えました。

おさかなマイスター
おさかなマイスター酒井江美
 当日は、おさかなマイスターの酒井江美さんから食材として私たち日本人が食べてきた魚について、また魚の旬のお話もあり、参加者の皆さんにお魚について再発見をしていただくイベントとなりました。
農林水産大臣賞
サクッと鯛のさっぱりあんかけ
サクッと鯛のさっぱりあんかけ
三重県立相可高等学校3年 堀江 麻美菜さん
水産庁長官賞
カジキのアフリカ風煮込み
学習院女子中等科2年 眦 花耶子さん
カジキのアフリカ風煮込み
タチ魚のミンチカツ
大分県 広戸 とよ子さん
タチ魚のミンチカツ
まぐろカツ!ガッツリ豆味噌ースがけ
岐阜県立大垣桜高等学校3年 上野 莉可子さん
ガッツリ豆味噌ースがけ
大日本水産会会長賞
蛸の茶碗蒸し風豆腐包み
三重県立相可高等学校2年 中村 優希奈さん
蛸の茶碗蒸し風豆腐包み
鯛と秋野菜の人文字DEジェノベーゼ風
熊本県 下村 真理子さん
鯛と秋野菜の人文字DEジェノベーゼ風
カツオもびっくりオムライス
日南学園高等学校3年 井野 史晶さん
カツオもびっくりオムライス

日本放送協会会長賞
シーフードあんかけハンバーグ
岩手県立千厩高等学校3年 皆川 真理さん
シーフードあんかけハンバーグ
白魚の紫黒米コロッケ蜆あんかけ
青森県 蛯名 郁子さん
白魚の紫黒米コロッケ蜆あんかけ
鰯の洋風天ぷら
三重県立相可高等学校2年 西川 駿さん
鰯の洋風天ぷら
審査委員長特別賞
カラフルシーフード
新潟市立万代長嶺小学校5年 坂井 泰法さん
カラフルシーフード
海ぐらたん~豆腐ソース
長野調理製菓専門学校2年 太田 奈月さん
海ぐらたん~豆腐ソース



イラスト 毛利みき
イラスト 毛利みき

日本おさかなマイスター協会会長賞
ベニズワイ蟹の味噌煮
兵庫県立香住高等学校3年 安田 歩さん
ベニズワイ蟹の味噌煮
さかなクン賞
南国のピザ風夏野菜のシイラロール
日章学園高等学校2年 濱田 隆平さん
南国のピザ風夏野菜のシイラロール
全国漁業協同組合連合会会長賞(入選)
御当地☆食ぁ~べちゃろ♪ 具だくさんあんかけのパリパリおこげ アボガドと鮭のグラタン風 太刀魚の和風サンド
鯛のチーズ茸包み焼きフルーツかけ アジのカリカリおこげあんかけ 風味豊かなじゃが銀ダラ 鯖のミートグラタン
鯵のドライカレー 変わり油揚げ    
審査員(五十音順、敬称略)
飯田  稔 神奈川県立栄養短期大学  名誉教授 審査委員
井上 幸洋 株式会社 割烹井上 代表
さかなクン 東京海洋大学客員准教授・お魚らいふコーディネーター
佐藤  月彦 学校法人服部学園  服部栄養専門学校  調理技術部  西洋料理  主席教師
田口  道子 管理栄養士・料理研究家
中村壽美子 元日本テレビ「3分クッキング」プロデューサー・フードジャーナリスト
服部  幸應
(審査委員長)
学校法人服部学園  理事長
   同  服部栄養専門学校  校長
宮原  邦之 全国漁業協同組合連合会  代表理事専務
主催者から

   魚介類は、DHA・EPAなどの不飽和脂肪酸や良質なたんぱく質を多く含むなど優れた栄養特性を持つものであり、魚食文化を普及することは、国民の健康な食生活の維持・拡大を図る上で重要なものとなっています。

   こうした中、本会では、全国の学生、各地域の消費者等を対象に、新鮮な感性と豊かなアイディアを活かした魚介藻類の料理を発掘し、若い世代の食生活に結びつけ、主菜としての魚介類の良さ、日本型食生活や魚食文化の普及を図りたいと考えております。応募作品の中から優れた作品を表彰し、これを広く紹介することにより新しいシーフード料理の提案や魚食普及を図ることとしています。また本事業は、農林水産省補助事業の一環として位置づけられています。

   今後これらの入賞作品を食育や魚食普及活動のさまざまな場で活用させていただくとともに、引き続き次回以降のコンクールにおいて、新しい感性を生かした魚料理を発見していきたいと考えております。

  終わりに、このコンクールに作品を寄せられた多数の皆様に対し、厚く御礼申し上げますとともに、審査委員長の服部幸應先生をはじめ審査委員の方々、そして後援・協賛を頂きました各団体および関係各位に対しまして心より感謝申し上げます。

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主催・後援・協賛
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