第12回シーフード料理コンクール結果発表

テーマ「お魚料理で元気になろう!」

~入賞・入選レシピ~

イラスト さかなクン

東日本大震災復興応援部門

鮭の豆ぐるみ/鮭の押し寿司

岩手県漁協女性部連絡協議会

主材料

【各4人分】

[鮭の豆ぐるみ]
さけ(切身) 200g
わかめ(塩蔵) 20g
豆腐 200g
枝豆(冷凍) 200g
砂糖 適宜
めんつゆ 適宜
レタス、ミニトマト 適量
[鮭の押し寿司]
2合
さけ(荒巻)切身 200g
人参 80g
1個
大葉 1~2枚
いくら 適宜
焼きうに 1個の1/3
酢、砂糖、みりん 各適量
※冷蔵庫に残っている海産物も、適宜に使用

ポイント

[鮭の豆ぐるみ](写真奥)
その昔、天然若布の採取時期(5月頃)に、初物として海への恵みへの感謝として作ったと、母親から教えられた料理です。

[鮭の押し寿司](写真手前)
漁家には大きめの冷凍庫が必ず備えており、漁獲したものを保管し、いろいろな行事や人が集まる時は、そこから取り出して振舞います。早くこの冷凍庫に以前のように海の物が入り、語らいや笑顔の中心の食材であるようにとの願いを込めました。

作り方

[鮭の豆ぐるみ](調理時間約20分)

1.

さけの切身を一口大に切り、湯に通した後氷水に入れ、ザルにあげ水気を切る。

2.

枝豆は殻と皮を取り、ミキサーで身をする。(荒くみじん切りにしてもよい。)

3.

豆腐は湯に通し、水切りした後、すり鉢でする。

4.

わかめは塩抜きしたあと食べやすい大きさに切り、めんつゆに浸しておく。

5.

(2)と(3)を混ぜ、砂糖少々で味をつける。

6.

(1)と(4)を混ぜる。

7.

器にレタスを敷き、その上に(6)をのせ、その上に(5)をふんわりとのせる。半分に切ったミニトマトを添えて出来上がり。

作り方

[鮭の押し寿司](調理時間約30分)

1.

ご飯に酢、砂糖、みりんを混ぜ酢飯を作る。

2.

具の下ごしらえをする。
・さけは焼き身をほぐしておく。
・人参は3 cm位の千切りにし、湯に通す。
・卵は焼いて千切りにする。
・大葉は筋から半分を千切りにする。
・焼きうにはほぐしておく。

3.

木桶または四角い容器などに、ご飯をたいらに入れ、(2)の具を各々平面に一層になるようにのせる。

4.

ラップまたはアルミ箔をかぶせ、重しをのせて、具とご飯を落ち着かせる。

5.

食べる時にイクラを散らす。