第17回シーフードコンクール

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プロを目指す学生部門 私のお店で出したいお魚の一汁一丼

お魚料理チャレンジ部門 おうちで食べたいお魚の一汁一丼

第17回シーフード料理コンクール 入賞作品決定!

平成28年12月11日(日)、東京・服部栄養専門学校にて第17回シーフード料理コンクールの実技審査・表彰式が行われました!「プロを目指す学生部門」「お魚料理チャレンジ部門」合わせて3,300件を超える応募があった中、書類選考を通過した15名が全国から参加。それぞれの部門のテーマに沿った料理を調理し、服部幸應審査員長をはじめとした審査員の試食により各賞が決定しました!

プロを目指す学生部門「私のお店で出したいお魚の一汁一丼」 お魚料理チャレンジ部門「おうちで食べたいお魚の一汁一丼」
最優秀賞
農林水産大臣賞
穴子の洋風蒲揚げ丼/
鯛のスープ~あおさ仕立て~
森 宇嶺さん
三重県立相可高等学校
食物調理科3年
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紅茶のサッパリ蒲焼き丼/
エビしんじょ
浜田 亜紀さん
栃木県:宇都宮大学農学部
応用生命化学科4年
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水産庁長官賞
三味一隻丼/
おすまし冷汁
笠原 一真さん
JF宮崎漁連推薦/
日章学園高等学校調理科2年
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鯖そぼろのケバブ丼/
もずくのヘルシィスープ
原田 ゆかりさん
広島県:主婦 レシピはこちら
大日本水産会会長賞
まぐろの梅ちりめん丼/
しじみのみそ汁
𠮷岡 千裕さん
徳島文理大学短期大学部
生活科学科食物専攻1年
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めでたい!ピザ丼/
たいつみれのミネストローネ
梨田 啓子さん
JF熊本漁連推薦/主婦 レシピはこちら
日本放送協会会長賞
特製ホッケかきあげ丼~みそだれを添えて~/
秋香るホタテの菊香椀
神田 菜々子さん
北海道:光塩学園調理製菓専門学校
調理技術専攻科1年
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おこげ~る海鮮丼/
磯の香りがふんわりくじら汁
大西 志の歩さん
北海道教育大学附属
釧路中学校3年
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日本おさかな
マイスター協会
会長賞
The大阪!たこ焼き丼/
たこ団子汁
木村 朋美さん
京都女子大学
家政学部食物栄養学科4年
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-
審査委員長特別賞 -
鯛の和風ハンバーグ丼きんぴら添え/
鯛のすまし汁
森﨑 裕実加さん
三重県水産物消費拡大促進協議会推薦/
三重県立白子高等学校生活創造科3年
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全国漁業協同組合
連合会会長賞
書類審査通過者全員

入賞作品

プロを目指す学生部門
鯵とにんにくの芽のピリカラ丼/旬のしじみエスニック風スープ井上 明子さん
大阪府:辻調理技術研究所
日本料理研究課程1年
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担々丼/水餃子とワカメの豆乳スープ 尾上 舞さん
岡山県:岡山県立津山東高等学校
食物調理科3年
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お魚料理チャレンジ部門
まぐろづくし定食(カラフルまぐろとアボカ丼/吉野汁)尾山 愛悠さん
富山県:富山県立桜井高等学校
生活環境科3年
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超・簡単!アジ・コンカン丼/桜エビスープ齋藤 町子さん
静岡県おさかな普及協議会推薦/公務員 レシピはこちら
海鮮担々丼/いか団子汁水谷 早百合さん
三重県:保育士 レシピはこちら

実技審査&表彰式 イベントレポート

2016年12月11日(日)、服部栄養専門学校において第17回シーフード料理コンクールの実技審査・表彰式を開催しました。プロを目指す学生部門1,926件、お魚料理チャレンジ部門1,433件の応募の中、書類審査により選ばれた計15名が参加。調理した料理を審査委員が試食し、審査結果の発表・表彰を行いました。

開会式

全国から集った出場者。
魚食文化貢献への感謝と期待の声が
寄せられた

 第17回となる今年は、なんと昨年より応募数が600件以上も増加!狭き門を勝ち抜いた出場者が全国から集い、続々と会場入りしました。開会式は、全国漁業協同組合連合会の大森 敏弘常務理事による主催者挨拶でスタート。一時は厳しい状態だった漁業が快方に向かっていることが語られ、「魚のすばらしさを皆さんの腕と情熱で広めていただきたい」という期待のコメントが寄せられました。続いて審査委員である料理界・メディア界の専門家7名とさかなクンが登場!服部幸應審査委員長(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長)の挨拶では、親から子へ料理が伝えられていない現状への懸念、魚料理をもっと若い人たちに作ってほしいという思いが語られました。

全国漁業協同組合連合会の大森 敏弘常務理事による挨拶
審査委員8名が一言ずつコメント
服部幸應審査委員長から出場者へ激励メッセージ

実技審査

真剣なまなざしで調理を進める出場者。
審査員との会話で笑顔も

「お魚料理チャレンジ部門」
 家庭で手軽に作ることができる料理を募集する「お魚料理チャレンジ部門」。今年のテーマは「おうちで食べたいお魚の一汁一丼」。スタートと同時に、めいめい手慣れた手つきで調理にとりかかります。審査委員が各調理台を回って時折質問し、さかなクンも使用する魚や調理方法に興味深々。出場者がレシピの生まれた秘話を語るなど、和やかな場面もありました。
「プロを目指す学生部門」
 「プロを目指す学生部門」のテーマは「私のお店で出したい一汁一丼」。中華鍋や蒸し器など本格的な調理器具も登場し、食材の選び方や調理方法、一つひとつの身のこなしは日頃の鍛錬を感じさせます。技巧を凝らした調理を進める姿に、審査委員の先生方も見入っておられた様子。調理だけではなく、器の選定や盛り付けにもそれぞれのこだわりが見られました。
【お魚料理チャレンジ部門】スタートの合図で調理にとりかかる出場者たち
【お魚料理チャレンジ部門】制限時間内におさめるため、手際の良さも求められる
【お魚料理チャレンジ部門】審査委員が各調理台をまわり見学&質問
【プロを目指す学生部門】緊張感ただよう中、テキパキと料理を進めていく
【プロを目指す学生部門】魚と向き合う顔は、真剣そのもの
【プロを目指す学生部門】盛り付けも美しく、最後の仕上げ

試食審査・講演会

審査員が試食審査を実施。
出場者はプライドフィッシュ講演会を聴講

 作られた料理は試食審査会場に運ばれ、審査委員が試食。議論が交わされている間に、出場者は全国漁業協同組合連合会が取り組んでいるプライドフィッシュプロジェクトについての講演会を聴講しました。プライドフィッシュとは、地域ごと、春夏秋冬ごとに、魚を知り尽くした漁師が選んだ"本当においしい魚"のこと。水産物消費拡大対策部 三浦部長が、プロジェクト立ち上げのきっかけや思い、Fish-1グランプリをはじめとした各地で開催したPRイベントを紹介しました。

漁師自慢の魚・プライドフィッシュについてはこちら 漁師自慢の魚・プライドフィッシュについてはこちら

別室で試食・採点を行う審査委員
さかなクンも真剣です!
プライドフィッシュプロジェクトについての講演

表彰式

いよいよ結果発表!
次々と喜びの声が上がる

 表彰式は、水産庁漁政部加工流通課 佐藤 正課長の来賓代表挨拶で始まり、「プロを目指す方、料理そのものを楽しみたい方、その熱意と創意工夫は水産庁としても期待しています」というコメントが寄せられました。4位にあたる日本放送協会会長賞から順に入賞作品を発表。賞状・記念品の授受が行われ、次々に喜びの声が上がりました。

 審査委員による講評では、「(料理への)愛情を感じた」「創意工夫が素晴らしい」などの賛辞が贈られました。服部審査委員長は、大賞受賞者2名の技と味を高く評価。また、耳かき1杯程度の塩加減のような細かい部分が料理に大きく影響すると語り、味見の大切さを今一度感じてほしいと述べられました。和やかなムードでの記念撮影で、コンクールの幕が閉じられました。

水産庁漁政部加工流通課 佐藤課長の挨拶
農林水産大臣賞の表彰
審査委員が一言ずつ感想をコメント
服部審査委員長による講評
審査委員と農林水産省受賞者の記念撮影

審査委員(敬称略)

〈審査委員長〉

服部 幸應 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長
井上 幸洋 割烹井上 代表
佐藤 月彦 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 調理技術部 西洋料理 主席教授
一枚田 清行 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 調理技術部 日本料理 主席教授
田口 道子 管理栄養士・料理研究家
平沢 裕子 産経新聞東京本社 編集局文化部 記者
長沢 美津子 おさかなマイスター、朝日新聞東京本社 文化くらし報道部次長
大森 敏弘 全国漁業協同組合連合会 常務理事

〈特別委員〉

さかなクン 国立大学法人 東京海洋大学名誉博士/客員准教授
農林水産省 お魚大使、 JF全漁連魚食普及推進委員

主催者より

今年も、両部門それぞれアイデアあふれるオリジナルレシピが出揃いました。JF全漁連中央シーフードセンターでは、今後これらの入賞作品を食育や魚食普及活動のさまざまな場で活用させていただくとともに、たくさんの方々にお魚の良さを伝え、魚料理を食べていただけるような活動をしていきたいと考えております。 このコンクールに作品を寄せられた多数の皆様に対し、厚く御礼申し上げますとともに、審査委員長の服部幸應先生をはじめ審査委員の方々、後援・協賛を頂きました各団体および関係各位に対しまして心より感謝申し上げます。

主催:
全国漁業協同組合連合会(中央シーフードセンター)
後援:
農林水産省 NHK (一社)大日本水産会 フード・アクション・ニッポン推進本部プライドフィッシュプロジェクト企画委員会
協賛:
全国漁業共済組合連合会 全国共済水産業協同組合連合会 全国漁連のり事業推進協議会 海と魚と食を考える会
日本おさかなマイスター協会 (公社)全国調理師養成施設協会 全国高等学校家庭クラブ連盟 全国家庭科教育協会
(一社)全国料理学校協会 NPO日本食育インストラクター協会 (一社)全国栄養士養成施設協会

プライドフィッシュを使用したレシピはプライドフィッシュWEBサイトにて公開、または今後開催予定の「Fish-1グランプリ」のプライドフィッシュ料理コンテストへ自動エントリーさせていただく場合があります。ご了承ください。

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