第11回 Fish-1グランプリ(2025年度)<2025年11月30日(日)開催>

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2026.02.06

2025年11月30日(日)「第11回Fish-1グランプリ」開催!

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国産水産物の消費拡大と魚食普及を推進する「第11回Fish-1グランプリ」!今回は3年ぶりに日比谷公園での開催となりました!昨年に引き続き魚ジャパンフェスとの同時開催となり、いっそう盛り上がりを見せました。当日は気持ちのよい秋晴れの空。“ぽかぽか”を通り越し、会場は心地よい熱気に包まれていました。両イベント合わせてこの日の来場者数は約8万人。かつてない賑わいになりました。

10時のオープンと同時にぞくぞくとお客様が入場。各ブース前に並ぶ方々からは「毎回来てるんだよね~!」といううれしいお声もちらほら聞こえてきました。会場周辺に漂うおいしそうなお魚料理の匂いに思わず胃袋が「ぐぅ~」と反応してしまいそう。隣接する他のイベント会場からも「いい匂い~」と多くの方が訪れてくださいました。オープン早々からの賑わいっぷりは、11回を数えるFish-1グランプリが定着してきた証拠ではないでしょうか。

「国産水産物料理コンテスト」では全国津々浦々から一次審査を勝ち抜いた8団体が自慢のお魚料理を提供しました。プライドフィッシュや低未利用魚をはじめとした地魚を含む国産水産物、またはその加工品(商品)を使用した郷土料理やオリジナリティ溢れる料理が勢ぞろい!どれから食べるか迷うほどでした。出場者は自慢の料理を提供すべく、仕込みの時間から忙しそうに手を動かしていましたが、インタビューには気さくに応えてくださる方ばかり。「グランプリを獲るために来ました!」と意気込みを語られたり、料理のアピールポイントを話してくださったりと、イベントにかける思いや魚への愛が伝わりました。復興応援・地魚PRブースではJF福島漁連の「メヒカリ・アンコウの唐揚げセット」、三陸わかめ共販推進委員会の「三陸産わかめスープ(三陸産あわび入)」、JF全国漁青連の「オオズワイガニのカニ汁」、を販売。来場した皆様は王道の海鮮料理から珍しい水産物を使った料理まで、各出展者が趣向を凝らした自慢の料理を味わいつつ、悩みながら投票していました。

天気に恵まれ多くの人が来場
参加の店舗にもたくさんの方が詰めかけました
海外の方もお魚料理を求めて並びました
趣向を凝らした料理を手作りで
温かい料理も人気でした
漁師自ら呼び込みます
JF福島漁連によるメヒカリとアンコウのから揚げセットの販売
三陸わかめ共販推進委員会による三陸産わかめスープの販売
JF全国漁青連によるオオズワイガニのカニ汁の販売

オープニングセレモニーは、主催者である国産水産物流通促進センター構成員 全国漁業協同組合連合会 坂本 雅信 代表理事会長の挨拶でスタート。続いてご来賓の林 芳正 総務大臣と船橋 利実 参議院議員のご挨拶、そして当グランプリ審査委員会 中嶋 貞治 審査委員長による開会宣言で幕を開けました。

国産水産物流通促進センター構成員 全国漁業協同組合連合会
坂本 雅信 代表理事会長による主催者挨拶
林 芳正 総務大臣による来賓挨拶
船橋 利実 参議院議員による来賓挨拶
審査委員の皆さま
林 芳正 総務大臣と船橋 利実 参議院議員による会場視察
思い思いの料理に投票していきます

さて!ステージプログラムのトップバッターはさかなクンです。観客席を埋め尽くす人・人・人!あふれて立ち見も出るほどです。子ども連れのご家族が多いのは、ちびっこファンの多いさかなクンならでは。大きな声で「さかなクーン!!」と呼びかけると、走って登場するさかなクン。「好きな魚を描くね!みんな手を上げて!」との声に「はい!はい!はーい!!」と元気いっぱいにたくさんの手が挙がりました。55秒(ギョじゅうギョびょう)チャレンジで制限時間内にクサフグ・エビ・シラスと3種類の魚を同時に描く場面では焦るさかなクンに「がんばれー!!」と声援が。ほかにもウナギやマンボウ、バショウカジキ、シロイルカ(別名:ベルーガ)も描いてくれました。最後はFish-1グランプリ用に描いた巨大イラストを掲げ、撮影会にも快く応じていました。魚の勉強もできる充実したステージに皆さん大満足です。

さかなクンお手製の剥製(はくせい)を使って魚の特徴を紹介
トレードマークのハコフグのイラストでFish-1グランプリの開幕をお祝い

次に始まったのは「水産海洋高校生による取組発表+魚食推進PRステージ」。茨城県立海洋高等学校の生徒たちから、カジキマグロの漁獲体験や販売、産学官連携による「茨城地魚プロジェクト」では地元企業などと連携して大洗産シラスを使用した「シラスのさつま揚げ」などが県の地魚認定商品となりアンテナショップで販売されていることなどの発表をしました。また、新たに導入された産業用水中ドローンの操縦訓練・海洋調査など、最先端の取り組みについても紹介し、来場者の関心を集めていました。
 「Dr.馬渕知子と杉浦太陽さんのトークショー」では、自身も船を操縦して釣りに出るという杉浦さんの、魚に対する情熱を感じられるトークとなりました。魚離れがさけばれる中で、子どもたちとともに釣りに出かけ共にさばくことで、より幼い頃から魚に触れ、魚食を身近に感じる普段の生活をご紹介いただきました。
 また審査委員の馬渕先生から「みんなにもっと美味しく魚を食べてもらうためにはどうすればいいか」という質問に対して、「旅行がてら、道の駅などでそこにどんな魚があるか知って、景色も味にしながら食べるとより美味しくなる。今日のお店の地域にも足を運んでもらいながら、豊かな魚文化を感じてほしい」と話していただきました。
 続いて行われたのは、審査委員であり株式会社ウエカツ水産・代表取締役社長の上田 勝彦さんと一般社団法人日本ガス石油機器工業会の田中様、栄國様によるトークショーです。「ガスコンロのグリル調理で魚料理をもっと手軽においしく」をテーマに、身近なグリルでおいしく魚を調理するコツを教えていただきました。元漁師で元水産庁職員という異色の経歴をもつ上田さんからは、焼き魚を焼く前のポイントを紹介。①流水で3秒洗う、②手に水と塩を付け、魚にまんべんなく塗る、③焼く直前に指先に軽く塩を付けパッとまぶす。この3つがポイントだそう。 また日本ガス石油機器工業会からは「最近のグリルはお魚のにおいを抑える機能がついています。さらに、専用調理容器を用いればお手入れがもっと簡単。焼き立ての魚のおいしさは格別なので、ぜひ自宅でもお魚を楽しんでほしい」と伝えました。
 それぞれのお店の料理を楽しみながら、午後になって一休み。ステージには「給食当番」のみなさんに登場いただきました。「給食当番」は一次産業や食文化を音楽で応援する「⾷と⾳楽を繋ぐ楽団」として活動しています。「さかなの日のテーマ」、⿂⾷推進ソング「釣られちゃった、でも後悔はしていない」などを演奏。Fish-1グランプリのステージにぴったりの曲で花を添えてくれました。

茨城県立海洋高等学校による魅力ある取り組みを堂々と発表いただきました
杉浦太陽さんと馬渕先生のトークショー
グリルの便利用品に興味津々のウエカツさん
給食当番による歌でお魚の魅力を表現いただきました

続いて行われたのは「サザエさん・マスオさん×水産庁「さかなの日」コラボステージ」。「さかなの日」応援団のサザエさん一家からサザエさんとマスオさんが登場。「カツオ節を一番よく食べる市町村はどこか」「すべてのフグが体を膨らませることができるか」など、サザエさん一家のキャラクターにちなんだ○×クイズで楽しみながらお魚のことを学びました。
 ここでなんと、「ギョギョギョのさかなクン音頭」にのせて、再び「さかなクン」が登場!ステージ上で、サザエさん一家と一年ぶりの再会を果たしました。
 水産庁の久納加工流通課長から、「さかなの日」でクロダイのおいしさをもっと知っていただくプロジェクトを進めていることを紹介。さかなクンからは、クロダイは水温上昇で冬でも活発に活動するようになり、養殖のノリなども食べてしまいますが、そんなクロダイをみんなで美味しくいただくことで、養殖業者も漁業者も消費者もみんな幸せになれると紹介しました。

◯×クイズでお魚のことを勉強
突然のさかなクンの登場にサザエさんもビックリ

活気があったのはステージだけではありません。会場内にはバラエティに富んだ展示・体験ブースが目白押しでした。神奈川県小田原港で水揚げされた魚に触れる鮮魚タッチブースでは、普段食べたり、見たことのない様々な魚も見て、触れることで、海の豊かさを学べる食育の場にもなったのではないでしょうか。
 親子連れの方々に大好評の手ごね石けん体験ブースでは、環境に配慮した石けんを好きな形にくりぬく子どもたちの姿が。わかしお石けんの誕生秘話や海洋環境について紹介する紙芝居も行われていました。
 同じく毎年大人気の貝殻お絵描き体験では、皆さん思い思いにホタテガイの貝殻にペンを使って好きな魚の絵などを描いている様子が見られました。
 さかなの日ブースの水産庁×日本ガス石油機器工業会×JF全漁連ブースでは、サワラの干物の専用調理容器を使ったガスグリルの実演と試食が実施。皮はパリッ、ふわっとジューシーに焼き上がり、庫内の脂ハネも少ないことが紹介されました。また、もう一つのブースでは、さかなの日賛同メンバーであるデリア食品株式会社、ステージ発表した茨城県立海洋高等学校の生徒ら、株式会社おやつカンパニー、横浜市立大学が、さかな製品の紹介や食べ方提案、ワークショップなどを展開しました。

お魚の形に仕上げた手ごね石鹸
ホタテガイの貝殻を自分のカラーに
鮮魚タッチブースで実際に魚を手に取ってみました
水産庁×日本ガス石油機器工業会×JF全漁連ブースでのガスグリルの実演と試食
さかなの日PRブースでの各団体の取組紹介の様子
会場内では海難遺児育英会による募金活動も行われました

大いに盛り上がった流れで迎えた結果発表・表彰式。ご来賓の山下 雄平 農林水産副大臣の挨拶では、全国の漁業関係者への御礼の言葉が述べられました。そしてついに国産水産物料理コンテストの結果発表です。「どの料理もおいしく甲乙つけがたい、こんな魚の使い方があったのか!」と審査員のみなさんが驚かれるほど、どの団体も素晴らしい、多種多様な料理を提供してくださいました。その中で第11回グランプリに輝いたのは、JFみやぎ/戸倉Sea Boysの「漁師が丸ごと包んだ!海の幸ごちそうタコス」。そして準グランプリは、中島水産(株)の「白寿真鯛0(ゼロ)〜未来へつなぐ、まるごと3色丼〜」でした。

山下 雄平 農林水産副大臣による会場視察
国産水産物流通促進センター構成員 全国漁業協同組合連合会代表理事専務 内田 珠一による主催者挨拶
山下 雄平 農林水産副大臣の来賓挨拶
一般社団法人全国水産卸協会 吉田 猛会長の来賓挨拶
JFみやぎは2年連続のグランプリ!
参加者による記念撮影

今年は第11回をむかえ、3年ぶりに日比谷公園での開催となりました。魚食普及拡大への歩みを止めずに毎年開催してこられたのは、ひとえに国内外のお魚ファン、漁業関係者の皆さまのおかげです。本イベントを通して今年も一人でも多くの方が魚料理のおいしさや水産資源の大切さ、漁業関係者の方々の努力を知ってくださったなら、これほど喜ばしいことはありません。今後もFish-1グランプリでは、島国日本の宝である魚の魅力を発信してまいります。

<国産水産物料理コンテスト>

~漁師が丸ごと包んだ!海の幸ごちそうタコス

グランプリ

JFみやぎ/戸倉SeaBoys
漁師が丸ごと包んだ!海の幸ごちそうタコス
白寿真鯛0(ゼロ)〜未来へつなぐ、まるごと3色丼〜

準グランプリ

中島水産(株)
白寿真鯛0(ゼロ)
〜未来へつなぐ、まるごと3色丼〜
あなごの天ぷら巻き寿司明石だこのやわらか煮握り寿司

大日本水産会会長賞

JF兵庫漁連/JF兵庫女性連
あなごの天ぷら巻き寿司
明石だこのやわらか煮握り寿司
岡山黒鯛サンド&すじ青のりコロッケサンド~海の幸チャウダースープを添えて~

全国水産卸協会会長賞

JF岡山漁連
岡山黒鯛サンド&すじ青のりコロッケサンド
~海の幸チャウダースープを添えて~
かきのタレ焼き丼

全国漁業協同組合連合会長賞

(株)門林水産
かきのタレ焼き丼
魚庭の海づくり丼

審査員特別賞

第45回全国豊かな海づくり大会大阪府実行委員会(JF大阪漁連)
魚庭の海づくり丼
ふぐ唐、タイ刺盛り高級ふぐラーメン~屋台ラーメンの地、敦賀より~

さかなの日特別賞

JF敦賀市(JF福井漁連)
ふぐ唐、タイ刺盛り高級ふぐラーメン
~屋台ラーメンの地、敦賀より~
シーステーキ丼

さかなの日特別賞

日光水産(株)
シーステーキ丼
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