シンガポールで三重県産カキのセミナー&商談会を開催
2月21日と3月2日の2回に亘って、シンガポールにて水産物・水産加工品輸出拡大協議会(会員JF全漁連)主催による、三重県産カキのセミナー&商談会を開催しました。今回のセミナー&商談会は、昨年12月にシンガポール農産品・獣医庁が三重県産(志摩市・鳥羽市・南伊勢町の許可を得た漁場)の活カキの同国向け輸出を承認したことを受け、三重県産活カキのおいしさと衛生管理システムをアピールし、販路開拓のため開催したもの。シンガポール向けの活カキの輸出承認はオーストラリア、カナダ、フランス、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカに次ぐ9ヵ国目となります。
2月21日はJETRO(日本貿易振興機構)と共催でシンガポールの調理師学校「At-Sunrice Global Academy」にて、3月2日は和食レストラン「張吉」にて開催しました。セミナーでは、三重県産カキの生産や衛生管理システムについて講演されました。また商談会では承認を受けた志摩市的矢の「的矢カキ」(佐藤養殖場)と鳥羽市浦村の「美輝(よしき)」(丸善水産)のブランドカキを現地バイヤーに売り込みました。
これを機にシンガポールで日本産カキが広まるようになればと思います。
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JETROシンガポール事務所 石川所長による主催者挨拶
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JF全漁連 長屋代表理事専務による開会挨拶
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三重県産カキについて講演する植木氏と中村氏
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セミナーの様子
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商談会の様子
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オーストラリアとロシアの大使も参加するなど日本産カキの関心の高さがうかがえる
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空輸された活カキ
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活カキを試食する参加者