コウナゴの釘煮
煮詰めて旨みを凝縮した逸品。
ご飯が進むこと間違いなし
炊き上がった見た目が錆びた釘に見えることからその名がついた「釘煮」。釘煮は生のコウナゴから作りますが、生のコウナゴは春の一時期、産地の近くでしか出回りません。「コウナゴ解禁」の声を聞いたら、産地に走るのはいかがでしょうか。
釘煮は保存がきくので、冷蔵庫に常備しておくとおかずやおつまみとしてサッと出せるので便利です。
コウナゴ 200g/しょうゆ 100cc/みりん 100cc/酒 100cc/はちみつ 大さじ3/おろししょうが 適量
[作り方]
(1)深さのある鍋にしょうゆ、みりん、酒、はちみつ、おろししょうがを入れて煮立たせ、コウナゴを少しずつパラパラと加えます。煮汁にまとめて入れるとくっついてしまうので、少しずつ加えるのがポイント。
(2)アルミのおとし蓋をし、グツグツ煮立つくらいの火加減を保ちながら、煮汁が少なくなるまで15~20分程煮込みます。途中、箸などで混ぜるとコウナゴが傷つくので、触らず煮込みましょう。
(3)煮汁が少なくなったら火を弱め、鍋をゆすりながら焦がさないよう煮詰めます。
(4)ザルに上げて汁気をきり、乾燥させます。