日比谷公園にて行われた「ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル2016 極旨!さかな祭」内にて、「第3回Fish-1グランプリ」を開催しました!フェスティバル全体の来場者数は4日間で約8万人、Fish-1開催日である6日は約3万人が来場しました。漁師自慢の魚を使った料理を求める方々の多さ、手軽においしく食べられる魚料理への注目度の高さを、改めて実感する大盛況。開場前からたくさんの人が列を作るほどの人気ぶりです!ステージでは、JF全漁連 長屋 信博 代表理事専務が主催者を代表してご挨拶。続いて、来賓挨拶として株式会社 産業経済新聞社 松本 肇 取締役よりお言葉をいただきました。そして、プライドフィッシュプロジェクト企画委員会 服部 幸應 会長による開会宣言。会場に響き渡る大きな拍手と歓声が、期待の高さを物語っていました。
「これまでに食べてきた魚よりもおいしい!」「次はあれを食べてみようかな」「ぜひまた食べてみたい!」などなど、本日のために用意した数々のプライドフィッシュを使ったお料理や、ファストフィッシュの感想が、会場のあちこちから聞こえてきます。その熱気は、JF全漁連の魚食普及推進委員としても活躍中のさかなクンの登場で一気に最高潮!本日が初お披露目になるJF全漁連魚食普及推薦ソングのライブに加えて、お魚クイズコーナーが始まると子どもたちも大喜び。ご参加のみなさまは、知っているようで知らない魚のマメ知識で、ますます魚を身近に感じられるようになったのではないでしょうか。
ステージではその後、「水産・海洋高校生による、水産物消費拡大のための取り組み発表」が行われ、高校生ならではの斬新な発想とアイデアが関心を集めていました。また、東日本大震災により失った販路の回復をお手伝いする「復興水産販路回復アドバイザー」による活動報告・発表のコーナーでは、今後もモチベーションを高く持って活動を盛り上げていくための意見や施策について、熱心な議論を展開。続いて、国内農林水産物の消費拡大に取り組む「食のモデル地域育成事業」実施団体による活動PRも行われました。魚食を取り巻く環境や今後の展開などが、ご参加のみなさまに伝わったことと思います。
グルメあり、ステージありの盛りだくさんの内容で開催してきた「第3回Fish-1グランプリ」も終盤。いよいよ結果発表です!プライドフィッシュ料理コンテスト グランプリに輝いたのは、JF千葉漁連の「勝浦風カツオ漬け丼」。もっちりとした食感と濃厚な味わい、鮮度の高いカツオだからこそできる丼が、多くの方の支持を集めました。準グランプリは、JF広島漁連の「広島かきのかき飯」。海のミルクこと牡蠣の美味しさをギュッと凝縮した味わいが高い評価を受けました。国産魚ファストフィッシュ商品コンテスト グランプリに輝いたのは、JF佐賀げんかいの「CAS凍結剣先イカオイル漬ネギ塩風味」。食欲をそそるスパイシーな風味と、イカ本来の旨さのバランスが絶妙な一品です。準グランプリは、魚々錦会の「マダイの塩麹焼き」。抜群の脂の乗りと食べ応えのある肉厚な身が特徴の逸品です。漁師のプライドと郷土の誇り、そして心を込めた品々が揃った今回のコンテスト。ご参加の皆様にとっては、大変難しい審査だったのではないでしょうか。
おいしく食べることが、一人ひとりの健康はもちろん、地域や漁業の振興につながる魚食の文化。プライドフィッシュは、これからも数々の取り組みを展開してまいります。お魚を、もっとおいしく、もっと元気に!どうぞご期待ください!!
全ての結果はこちらをごらんください。<プライドフィッシュ料理コンテスト結果発表>
グランプリ
JF千葉漁連勝浦風カツオ漬け丼
新鮮なカツオを漬けにして丼に。しっとりとした食感、まろやかで濃厚なカツオ本来の旨味が印象的です。魚の味を最大限に引き出す味付けは、まさにカツオを知り尽くした勝浦の漁師ならではのレシピと言えるでしょう。
※写真はイメージです。
準グランプリ
JF広島漁連広島かきのかき飯
有名だからこそ高い期待に応える、広島のプライドが込められたミルキーなかき。一口食べると、海の香りが口からあふれそうなほどに広がります。そのエキスがじっくりと染み込んだごはんも、もちろん絶品でした。
※写真はイメージです。
大日本水産会会長賞
JF兵庫漁連ひょうご PRIDE FISH 丼
兵庫県が誇るプライドフィッシュを5種も乗せた贅沢な丼。兵庫県の海の四季をいただける逸品と言えるでしょう。生で食べられるサワラの味わい、かみしめるほど出てくるタコの旨味、プリプリしたほたるいかの食感…多彩な味わいを一杯で堪能できました。
※写真はイメージです。
全国水産卸協会会長賞
JF佐賀有明海海苔スープラーメン
ふくよかな磯の香りを堪能できる海苔を、そのままスープにしたラーメン。ポイントは、海苔ならではのトロみだと感じました。しっかりと海苔と麺が絡み合った味わいを楽しむことができる、技ありの一品です。
※写真はイメージです。
全国漁業協同組合連合会会長賞
JF東京漁連(八丈島漁協女性部)トビウオのすり身汁
ひと口食べて驚くのは、そのプリッとした食感。そして味わいは、まるでトビウオの身をそのままいただいているような新鮮さを感じます。あっさりと作られた味噌汁に、トビウオからの出汁が生きていました。
※写真はイメージです。
審査員特別賞
JF岩手漁連鮭のポタージュ
生鮭の身を丁寧にほぐして、クリーミーに仕立てた食べるスープ。ほぐし身の食感も風味もそのままスープとして生きています。洋風にはもちろんですが、ごはんにも合いそう。スープの概念を超える驚きの一品でした。
※写真はイメージです。
<国産魚ファストフィッシュ商品コンテスト結果発表>
グランプリ
佐賀県:JF佐賀げんかい
CAS凍結剣先イカオイル漬ネギ塩風味
優れた凍結技術(CAS凍結)で冷凍された剣先イカは、まるで獲れたてのような鮮度を見事にキープ。その柔らかさとジューシーさが秀逸です。スパイシーな風味づけながらも、イカの旨味を存分に引き出した味わいは、おかずにもお酒にもぴったり。
※写真はイメージです。
準グランプリ
三重県:魚々錦会マダイの塩麹焼き
しっかりとした食べ応えのある肉厚のマダイは、味わいも濃厚。ほどよく脂が乗った身は、しっとりとした食感です。上品な白身の風味を引き出すのは、塩麹ならではの優しい塩味。骨が無く食べやすいのもうれしいポイントです。
※写真はイメージです。
大日本水産会会長賞
高知県:八重丸水産株式会社きびなごケンピ
風味豊かなきびなごを、スイーツに仕立てた意欲的な一品。カリッとした食感と、噛むほどに出てくる旨味が、意外なほどに好相性です。塩気と甘味の組み合わせを楽しめる味わいは、おやつにもおつまみにも最高。
※写真はイメージです。
全国水産卸協会会長賞
高知県:龍禾 Ryuka龍禾ガリあじ
旨味をたっぷり蓄えたあじを、ガーリックを効かせてクリスピーにフライ。スパイシーな風味の奥から、あじ本来の味を感じられるのは、あじそのものの質が良いからこそ。ついつい後を引く、絶妙な調味と食感が見事です。
※写真はイメージです。
全国漁業協同組合連合会会長賞
宮城県:有限会社オーシャンネットスティック金華さば
良質なさばの漁場である金華山沖で獲れたさばを、食べやすくスティック状にカット。脂の乗りが抜群です。身は、旨味たっぷりでジューシー。丁寧に骨が取られているため、小さな子どもにも食べさせてあげたくなる一品です。
※写真はイメージです。
魚の魅力やおいしさを再発見!魚大国・日本の復活をめざす、極旨さかな祭り!