水揚げ量トップクラスの隠れた名産地。
時間をかけて育つ締まった身は格別の味
北緯40度の男鹿半島沖に産卵地があり、天然トラフグの隠れた名産地である秋田県。水揚げ量は東日本でトップクラスを誇ります。男鹿半島沖はトラフグの産卵地の中でも国内最北限に位置し、「北限のとらふぐ」の名前の由来にもなっています。北緯40度の冷たく荒い日本海で育つため成長は遅いですが、その分身は引き締まり、歯ごたえがしっかり。もちろん味も抜群です。
秋田県では「みなと土崎ふぐの町活性化協議会」を立ち上げ、「北限の天然ふぐ」としてブランド化しています。加工施設などを整備することで付加価値の付いた製品を作り、首都圏など大消費地への販路拡大に取り組んでいます。また、浜の活力再生プランとして消費地への活魚出荷の取り組みを行い、魚価の向上にも努めています。
土崎では、毎年水揚げが多い春と秋に「ふぐ祭り」を開催。料理人が腕によりをかけた、さまざまなおいしいふぐ料理を堪能できます。
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