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岩手県

岩手のわかめ


旬:2~4月

震災を乗り越えて復活した、岩手のわかめ。
日本の食卓に欠かせない食材を、ぜひご賞味ください

プライドストーリー

親潮と黒潮が交わる海で育まれる、
コシのある食感が自慢

 肉厚で弾力のある食感が特徴の「岩手のわかめ」。この食感が生み出される大きな理由は、北から流れ込む親潮と南から流れ込む黒潮が岩手県沖で交わることにあります。親潮と黒潮から豊富な栄養分が供給されるとともに、二つの潮がぶつかる厳しい海流にもまれることで、肉厚で弾力のあるわかめに生長するのです。おいしいだけでなくミネラルや食物繊維を多く含み、特にカリウムやビタミンAの一種であるカロテン、食物繊維のアルギン酸を多く含んでいます。
 岩手県でわかめの養殖が開始されたのは、昭和24年。当初は天然の種苗を使っていましたが、昭和30年には、「種となる胞子の発芽から成熟までが1年」というサイクルを活用し、漁業者自らが人工的に種を生産する人工採苗による養殖が開始されました。天然に自生するわかめのサイクルを活用して行われているため、漁業者がわかめに餌を与えることはなく、天然に限りなく近い条件で養殖されています。
 岩手県のわかめの生産量は、平成22年までは日本一でしたが、東日本大震災の発生により海上の養殖施設・漁船等が壊滅的な被害を受け、わかめ養殖の基盤を全て失ってしまいました。しかし、行政やみなさんからの手厚いご支援により、いち早く施設を復旧することができました。震災から1年後の平成24年には水揚げを再開し、平成25年には再び生産量日本一に返り咲きました。

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水揚げ漁港や漁法

自然のサイクルを活かし、
天然のわかめに限りなく近い条件で養殖

 岩手のわかめが養殖されているのは、岩手県内の陸前高田市から久慈市にかけての各地にある、延縄式の養殖施設。種となる胞子が発芽してから、成葉となり成熟するまでの期間が1年で、このサイクルを養殖に活用しています。成熟した芽株から種が放出されるのは7月頃。この時期に合わせて漁業者は採苗器を作製し、わかめの種を付着させます。採苗器に付着させた種がわかめの幼葉となるまで海中で生長させ、11月頃、本養成をするために延縄式の養殖施設に種糸を巻きつけます。この後、約3~4ヶ月かけて生長させ、刈り取りは2月から4月にかけての時期。この刈り取りの際に芽株を残して、次の年の種を採苗します。

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