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宮崎県

宮崎イセエビ


旬:9~12月

宮崎の秋は「イセエビ」でスタート!
祝いの席を豪華に飾る、めでたさと長寿のシンボル

プライドストーリー

秋の始まりを告げる、宮崎の秋の風物詩。
県を代表する魚としてイベントも開催

 9月に入っても残暑の厳しい宮崎県ですが、イセエビ漁が解禁されると秋の近づきを実感します。
 その姿の豪華さゆえ、結婚式や祝い事の料理に用いられることが多いイセエビ。腰を曲げたひげの長い老人に見えることから、長寿のシンボルとして知られています。体型は筒のような形状をしていて、全身は棘だらけの殻に覆われています。浅い海の岩場などに生息し、眩しい光が苦手。そのため昼間は岩陰や穴の中に隠れ、夜になると餌を探して活動します。肉食で、貝やウニを殻ごと噛み砕いて食べるほどの強靱な力を持つ甲殻類です。体長は平均20~30㎝ほどですが、なかには40㎝を超える大物も。姿の良さが珍重されるため、身質よりも、大きさ、姿、色で値が付けられています。
 調理法は刺身、蒸し、焼きなどさまざま。地元ではまず胴を刺身で食べ、残った頭の部分や殻で出汁をとり、味噌汁にするのが一般的です。
 県では毎年9月から11月を「宮崎イセエビいただきマンス」とし、県内の料理店が自慢のイセエビ料理を提供するほか、各地でイセエビにまつわるイベントやフェアを行っています。

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水揚げ漁港や漁法

禁漁期間を設け、資源を保護。
見た目の良さを保つため、漁獲は全て手作業

 宮崎では、9月からイセエビ漁を解禁します。母親となるイセエビ(抱卵エビ)が夏場に産卵を迎えるため、その漁獲を防止し4月から8月を禁漁期間とすることで資源を守っています。
 漁獲は「磯建網(いそたてあみ)」という漁具を用い、10時間ほど網を置き、そこに絡まったイセエビを引き上げます。
 イセエビは殻ごと料理に利用されることが多いため、見た目の良さが重要です。触覚や脚に傷がつくと値段が落ちてしまうため、獲れたイセエビは手作業で網から外します。形や大きさが厳しく評価されますが、大きいものほど高い値段がつくとは限りません。需要が多いのは、料理に使いやすいとされる200~300g程のサイズです。
 水揚げされる漁協は北浦・延岡市・日向市・宮崎・宮崎市・日南市・南郷・串間市東・串間市と、北から南まで幅広く、秋になるとイセエビ目当ての客で盛り上がりを見せます。

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