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12/4(木)「近畿山陰地区」プライドフィッシュPR試食会 イベントレポート

JF大阪漁連・JF兵庫漁連・JF鳥取・JFしまね・JF岡山漁連から、5府県のプライドフィッシュ7魚種をPR!

プライドフィッシュここにあり!旨さが冴える漁師自慢の魚が勢ぞろい。

12/4(木)兵庫県水産会館にて、近畿山陰地区 プライドフィッシュPR試食会を開催。雨天でしたが、テレビをはじめ多くのメディア関係の方々にご来場いただきました。その数の多さに、スタッフ一同注目度の高まりを実感。一人でも多くファンが広がりますようにと身が引き締まります。

開会の挨拶は、JF全漁連 長屋信博 代表理事専務より「言葉ではなく、味わっていただくことでその魅力を感じてほしい」という、プライドフィッシュにかける想いとともにご協力の皆様への感謝を述べさせていただきました。水産庁 加工流通課課長 杉中 淳 様からもご挨拶いただき、当プロジェクトの意義にご賛同いただくとともに、「フード・アクション・ニッポン アワード2014」受賞をはじめとした、魚食復活への貢献する取り組みに感謝のお言葉をいただきました。続いては、JF全漁連 三浦秀樹 水産物消費拡大対策部部長より、プライドフィッシュプロジェクトの概要についてプレゼンテーションを行い、今日の魚食を取り巻く環境と、現状打破につなげる具体的なアクションに、ゲストの皆様は注目を寄せていました。

  • JF全漁連 長屋信博 代表理事専務より主催者代表挨拶

  • 水産庁 漁政部加工流通課課長 杉中 淳 様より来賓挨拶

  • 続々と用意が進む試食皿の数々

  • ゲストが多く注目度の高さを実感

これぞ漁師自慢の魚!皆様の顔が思わずほころび、会場は感動の渦。

ご試食が始まると、皆様それぞれに期待を寄せられていたお料理が待つテーブルへ。「こんなに美味しかったんだ」と想像を越える味に感心、歓喜される方など、さまざまな反応をいただきました。会場が驚きと感動に包まれました。 ご試食いただいている間に、本日主催の5府県漁連漁協代表者から各地の魚の魅力、皆様にご提供したお料理の特徴をPRいたしました。他府県においても漁獲できる魚種であっても、育つ海域や漁獲する季節、流通方法の工夫などにより、それぞれに個性があると言うお話に、ゲストの皆様からは感嘆の声。本プロジェクト運営委員長中澤さかな氏からも、改めて当プロジェクトの意義とこれからの展開によせる期待を思い入れたっぷりに語っていただきました。また、当日はサプライズでJF全漁連 岸 宏 代表理事会長が登場し、「JF系統職員自らが地元の魚を料理し広くPRすることの必要性」を伝え、自ら包丁を手にとってJFしまねのノドグロをさばき、ゲストの皆様に振る舞っていました。

今後も、魚の美味しさをより多くの皆様にお伝えできるよう、プロジェクトを盛り上げてまいります!

  • 自らノドグロをさばくJF全漁連 岸 宏 代表理事会長

  • JF大阪漁連 松林 昇 代表理事会長より大阪の漁業関係者代表挨拶

  • JF兵庫漁連 山田隆義 代表理事会長より兵庫の漁業関係者代表挨拶

  • JF鳥取 大磯一清 代表理事専務より鳥取の漁業関係者代表挨拶

  • JFしまね 中尾由岐夫 専務理事より島根の漁業関係者代表挨拶

  • JF岡山漁連 難波洋平 専務理事より岡山の漁業関係者代表挨拶

式次第

EDITOR'S 実食レポート

大阪「魚庭のマダコ」を使った 泉だこネギまみれ

泉たこネギまみれ

海流の穏やかな海で育つ「泉だこ」は、その身の柔らかさが魅力。プリッとした食感ながら、さらりと噛めるほどよいコシが心地よいタコです。この独特の歯ごたえが、女性からの人気を集めています。味と香りのアクセントとなるネギを絡めることで、フレッシュな味わいを楽しむことができました。

大阪「魚庭のサワラ」を使った サワラのタタキ

サワラのタタキ

魚へんに春と書き、春を告げる魚として知られるサワラですが、大阪では秋がおいしい旬。瀬戸内の海で育ち、紀伊水道へ下る前のサワラです。ほどよく乗った脂と弾力のある身。炙ることで、身の味わいが香ばしい風味とともに口中に広がります。舌に清涼感を誘う、淡麗で繊細な味覚が印象的です。

兵庫「播磨灘産一年牡蠣」を使った 蒸し牡蠣

蒸し牡蠣

わずか1年で出荷できるサイズに育つ、1年牡蠣。濃厚でありながら、クセのない穏やかな風味が特徴です。その身の大きさは加熱しても縮まないと言われるのも納得。まるで旨味だけを抽出したエキスを口にしているよう。蒸し牡蠣では、ハリのある歯応えとなめらかな舌触りを堪能できました。

兵庫「播磨灘産一年牡蠣」を使った 牡蠣の磯辺揚げ

牡蠣の磯辺揚げ

牡蠣と言えばフライが有名ですが、こちらは牡蠣を海苔でくるんだ磯辺揚げに仕立てた逸品。衣をつけてカラッと香ばしく揚げられた身をサックリと噛めば、中からクリーミーな旨味が弾けるように口へ広がります。熱を加えることでプリッとした食感が際立ち、一層おいしさが膨らみました。

鳥取「松葉がに(ズワイガニ)」を使った 松葉がに(親がに)の味噌汁

松葉がに(親がに)の味噌汁

寒い季節にうれしい椀物。ふんわりと立ち上る湯気の向こうに見えるのは、松葉がにです。味噌汁には、身の旨さが溶け出し、絶品のコクを生み出しています。豪快に割られた半身を返せば、中にはたっぷりの内子とかにミソ。贅沢な組み合わせが極上の味わいを愉しませてくれました。

鳥取「鳥取のハタハタ」を使った ハタハタ南蛮漬け

ハタハタ南蛮漬け

新鮮なハタハタを骨ごと食べられるように揚げ、甘酸っぱい南蛮に。その小さい体に旨味をギュッと閉じ込めたハタハタは、噛むほどにじんわりと味が染み出してきます。口の中でほろほろとほどける食感は、ハタハタならでは。ともに漬けた野菜のシャキッとした歯応えとも相性は抜群です。

島根「ノドグロ(アカムツ)」を使った ノドグロの刺身

ノドグロの刺身

深海に潜む深紅のダイヤとの異名を持つ人気の高級魚。皮の中からは、純白の身が顔を出します。白身のトロと言われるのも納得の、ぽってりと脂の乗った身はまさに宝石。口に含むと、瞬く間にトロけそう。舌に広がるのは濃厚な旨味。刺身には珍しくレモンが添えられているのも頷けます。

島根「ノドグロ(アカムツ)」を使った ノドグロの焼きもの

ノドグロの焼きもの

ノドグロが誇る純白の身を香ばしく焼き上げたひと品。塩のみで調味されたシンプルなお料理ですが、ひと口食べればその味に驚きます。ほっくりとした身が愉しませてくれるのは、まるでだしなどで味を付けたかのような幾重にも連なる旨味の層。素材本来の味の豊かさに、感動すら覚えます。

岡山「げた(舌平目)」を使った sole&chips(ソールアンドチップス)

sole&chips(ソールアンドチップス)

その姿から、靴底(ソール)に例えられるげた。これを魂(ソウル)とかけて、岡山への愛着を込めたひと皿。薄いと思われがちな平目の身ですが、実際はゴロンと肉厚。香ばしくクリスピーに揚げた身に、岡山産の野菜を使ったタルタルソースをかけていただきます。ホクホクの身が絶品でした。

岡山「げた(舌平目)」を使った げたの煮こごり

げたの煮こごり

海の幸をゼリー状に固めることで旨味を凝縮した、げたの煮こごり。げたのだしが煮汁に溶け出し、深い味となっていました。ソールアンドチップスとはひと味違ったおいしさを堪能することができます。ふんわりと優しい白身ならではの味わいが、ほっと舌を和ませてくれるひと品です。


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今回登場したプライドフィッシュは、以下のプライドフィッシュです。

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