四季折々それぞれの季節を代表する4魚種を発表!
そのおいしさを生産者たちが自らPRする試食会を開催。
2014年11月18日(火)、新潟市の新潟県水産会館において、「新潟県漁師自慢の魚『プライドフィッシュ』発表会」が開催されました。会場に用意されたのは、この日に発表となる新潟の4つの「プライドフィッシュ」。春夏秋冬それぞれの季節を代表する、漁師自慢の魚たちです。試食をいただくとともに、それぞれの生産者が自らその魅力を伝えました。
春に選ばれたのは「佐渡のナガモ」です。養殖が難しいため試行錯誤を重ねているが、湯通しして冷凍すれば1年は味が変わることなく食べられるとのこと。夏は「新潟のノドグロ」。岩陰に生息するため漁獲には苦労しますが、獲れたときの喜びは大きいと語られました。秋は「越後の柳カレイ」です。上品な脂が乗り刺身でも寿司でもおいしいですが、一番のおすすめは一夜干し。試食会にご用意いただいたのは、自慢の一夜干しです。冬に選ばれたのは「南蛮エビ」。鮮度の高いものは真っ赤であることから、南蛮の名がついたとか。活きのよいものは一生の思い出に残るほどおいしいとPRされました。
試食会では、主催者の小田政市新潟県漁業協同組合連合会代表理事会長から魚種選定にかける想いを語らせていただきました。来賓の藤田利昭新潟県農林水産部水産課長からは水産物の販売促進にかける意気込みを伺うことができました。全国漁業協同組合連合会代表理事専務長屋も、プライドフィッシュプロジェクトの普及と新潟県の水産物消費につながる期待を語りました。
水産庁の上田勝彦加工流通課長補佐による「ニッポンの魚食復興とプライドフィッシュ」の講演では、10年後を見据えた対策の重要性などをお話しいただきました。
新潟県の水産界のさらなる活性化をめざし、一層のPRを続けていきたいと考えています。
写真提供:日刊水産経済新聞社
- JF新潟漁連 小田会長による主催者挨拶
- 新潟の水産物の販売促進について意気込みを語る新潟県藤田水産課長
- 水産庁上田課長補佐の講演に耳をかたむける出席者
- 生産者自らがPR
- 新潟の漁師自慢の魚たち
- 当日試食として出されたプライドフィッシュの料理の数々