シンガポールでビンナガマグロPRセミナーを開催
12月16日に、シンガポールのJFグループアンテナショップ「JF KANDA WADATSUMI」で、水産物・水産加工品輸出拡大協議会主催によるビンナガマグロPRセミナーが開催され、約50名が参加しました。
JF全漁連 石川和彦参事による主催者挨拶の後、早速JF KANDA WADATSUMI 原慎二店長によるビンナガマグロの解体ショーが行われました。今回のビンナガマグロは和歌山県の冬のプライドフィッシュに選ばれている「紀州勝浦産生マグロ」の1魚種。セミナー直前に那智勝浦港で水揚げされた重さ約30kgのビンナガマグロが原店長の出刃包丁1本で鮮やかに解体されていきました。切り分けられるたび、セミナー参加者から大きな拍手が湧きました。
JF和歌山漁連の木下𠮷雄会長のセミナー開会挨拶の後、同漁連の丸山一郎勝浦市場部参事役がビンナガマグロについて説明を行いました。丸山参事役より、「12月から2月頃にかけて漁獲されるビンナガは脂が乗って、桜の花のような淡いピンク色をしており、春を告げる『さくらびんちょう』と呼ばれ人気が高い」と紹介されました。
セミナー後の試食会では、解体されたばかりの生ビンナガマグロを使った刺身や握り、鉄火巻が振舞われ、生マグロ特有のねっとり感を堪能していました。原店長は「とにかく大トロを好む現地の人達にも、生のビンナガの味わいを理解してもらいたい」と語っていました。
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JF和歌山漁連 木下𠮷雄 会長によるセミナーの開会挨拶
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JF和歌山漁連 丸山一郎 参事役によるビンナガマグロの説明
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シンガポールでは珍しいビンナガマグロの解体ショー
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桜の花びらのような『さくらびんちょう』を堪能
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『さくらびんちょう』の握り
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セミナー後に下したての生ビンナガマグロを使った試食会を開催
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今回登場したプライドフィッシュは、以下のプライドフィッシュです。