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「全国牡蠣-1グランプリ」イベントレポート

 2024年2月23日(金・祝)~24日(日)にかけて、豊洲市場にて「全国牡蠣-1グランプリ」が開催されました。
 同イベントは国産牡蠣の販売促進および生産者に対する安全教育、国産牡蠣の標準化など一体的な産業振興の為の関係者交流を行う場として、また正しく処理された牡蠣の安全性とおいしさを言語化し発信するとともに、その選定過程に公平納得性を担保、参加者の牡蠣が「売れるようにする」土台を作るために開催されたものです。
 イベントには加熱部門に12種、生食部門は32種のカキがエントリー。2日間に亘って生産者同士の試食による予選、流通・販売関係者による準決勝、そして料理人や著名人等による決勝が行われました。
 決勝の審査は、服部幸應氏(服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長)や片岡護氏(リストランテ アルポルト オーナーシェフ)、澤村収二氏(ANAクラウンプラザホテル 総料理長)、内田珠一氏(JF全漁連 代表理事専務)ら9名によって行われ、加熱部門4種と生食部門4種のカキをそれぞれ食べ比べ、審査員が美味いと思ったカキを1つずつ選ぶもので、審査員はそれぞれ悩みながらフリップに書き込んでいました。審査の結果は表彰式で発表されるので、決勝に残ったカキ生産者もドキドキだったと思います。
 そして、審査の結果、加熱部門のグランプリは「岡山かき(JF岡山漁連:日生)」、生食部門のグランプリは「キューティーカキー((株)播磨灘:兵庫姫路)」に決まりました。加熱部門グランプリを受賞したJF岡山漁連田丸さん(JF日生町組合長)は「昔ながらの方法で養殖しており、海底清掃を頻繁に行うなど、カキが育つ海の環境を守るため日々努力している。地元では明日牡蠣祭りがあるので、みんなにいい報告ができる。」と嬉しそうにコメントしていました。また、生食部門グランプリを受賞した(株)播磨灘の山根さんは「カキ養殖を始めたばかりだが大変名誉な賞を頂いた。このカキを作るために働いてくれている仲間に感謝したい」とコメントしました。各審査員の講評では「どれもおいしく、甲乙つけがたかった。本当に自分の好みで選ばせてもらった。」どの審査員も悩んだ苦しい胸の内を明かしました。
 準グランプリ受賞者と準決勝出場者にもそれぞれトロフィーが手渡され、最後に皆さんで記念撮影を撮りました。
 これを機においしいカキがあちらこちらで食べられるようになればと思います。
※加熱部門でグランプリを受賞した「岡山かき」は岡山県のプライドフィッシュに選ばれています。
 
 
各受賞結果
 <加熱部門>

  グランプリ :岡山かき(JF岡山漁連:日生)
  準グランプリ:TSUDAU OYSTER(津田宇水産:兵庫県室津)
     〃  :草津がき(木村海産:広島県草津)
     〃  :豊前海一粒牡蠣(清水水産:福岡県豊前)
 <生食部門>
  グランプリ :キューティーカキー(播磨灘:兵庫県姫路)
  準グランプリ:相生スター(竹内水産:兵庫県相生)
     〃  :松宝(松下水産:兵庫県相生)
     〃  :夢追星(ユメオイスター)(室津延縄同業会:兵庫県室津)
 ※準グランプリは順不同

  • 全国牡蠣-1グランプリ会場入口

    全国牡蠣-1グランプリ会場入口

  • 会場内の様子

    会場内の様子

  • 準決勝に残ったカキたち

    準決勝に残ったカキたち

  • 審査員と関係者による記念撮影

    審査員と関係者による記念撮影

  • 服部審査員長による挨拶

    服部審査員長による挨拶

  • 加熱部門決勝進出したカキ4種

    加熱部門決勝進出したカキ4種

  • 生食部門決勝に進出したカキ4種

    生食部門決勝に進出したカキ4種

  • 出場者が見守る中、審査員による決勝の試食審査が行われる

    出場者が見守る中、審査員による決勝の試食審査が行われる

  • 審査の様子

    審査の様子

  • 審査員がそれぞれ美味いと思ったカキを1つ挙げる

    審査員がそれぞれ美味いと思ったカキを1つ挙げる

  • 加熱部門グランプリ「岡山かき」と田丸さん(真ん中)

    加熱部門グランプリ「岡山かき」と田丸さん(真ん中)

  • 生食部門グランプリ「キューティーカキー」と山根さん(真ん中)

    生食部門グランプリ「キューティーカキー」と山根さん(真ん中)

  • 審査員講評を行うJF全漁連内田珠一代表理事専務

    審査員講評を行うJF全漁連内田珠一代表理事専務

  • 受賞者皆さんで記念撮影

    受賞者皆さんで記念撮影



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