有明海と八代海を漁場に育つ“熊本のり”が旨いわけは、「降り注ぐ太陽」と「大地の滋養を蓄えた清らかな伏流水」
“熊本のり”は、芳ばしい香りと海苔本来が持つ自然の旨みが調和し、味よし、歯切れよし!
熊本県では阿蘇山や九州山地からの豊かな河川水が流れ込む有明海と八代海を漁場に海苔の養殖をしており、全国有数の生産量を誇る一大海苔産地です。“熊本のり”の歴史は古く、明治初期から菊池川河口で海苔が生産されており、明治12年頃からは球磨川河口の八代海でも生産が始まりました。また、昭和28年には人工的に海苔の種付けを行う実験を成功させ、海苔養殖技術の普及および飛躍的増産に結びつけた海苔養殖の先進県である。また、有明海で浮き流し養殖にいち早く取り組み、支柱漁場と浮き流し漁場の両方があるのが熊本の特徴である。
“熊本のり”が旨いわけ
① 降り注ぐ太陽…。海に支柱を立てそこに海苔網を張り育てる昔ながらの支柱作。遠浅で波の静かな熊本の海ならではの風景です。この製法では干潮時に海苔網が「日干し」されます。この時、海苔が太陽の光をいっぱい浴びることで旨み成分であるアミノ酸がたくさん出来き、旨くて栄養満点の海苔が育ちます。
② 雄大な阿蘇に源を発す「白川」「菊池川」、緑豊かな九州山脈南部に源を発する「緑川」「球磨川」などの川水が注ぎ込む海で育てています。特に、熊本市の上水道は100%地下水!こうした大地の滋養を蓄えた清らかな伏流水があり、熊本のリは安全で旨い。
熊本の海苔は、芳ばしい香りと海苔本来が持つ自然の旨みが調和し、味よし、歯切れよしです。のりは1400年以上前から日本人がこよなく愛してきた歴去ある伝統食品です。熊本の海苔生産者400名が丹精込めて作りました“熊本のり”を是非ご賞味ください。
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