いわき市の魚としてPRし、知名度向上!
脂ののった身は干物や唐揚げ、天ぷらなど楽しみ方はさまざま
目が青く光っていることからその名がついたメヒカリ。青森県から鹿児島県まで太平洋沿岸に広く分布し、中でも常磐沖は全国有数の漁場です。福島県では古くから親しまれている魚ですが、全国的な知名度は低いものでした。そこでいわき市は、市の魚の制定してPRを行うなど地道な努力を継続。今では全国的にも知られる魚となっています。
見た目に反し、淡白な白身とふんわりした食感がおいしいメヒカリ。福島県産は、脂ののりもよく、干物や唐揚げ、天ぷらに加え刺身でも食べられます。また、皮が柔らかいことも特徴のひとつ。丸ごと食べても食感がよく絶品です。
産卵期は2~7月と推測され、福島県沖には0歳魚の冬から1歳魚の秋まで分布していますが、その後はどこかへ移動してしまいます。産卵場や成熟年齢、移動回遊などわかっていないことも多い、謎の多い魚です。
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