瀬戸内の穏やかな気候と小豆島をルーツにもつオリーブが
オリジナルサーモントラウトを生んだ
オリーブサーモン(前 讃岐さーもん)の養殖が始まったのは2011年。東日本大震災により東北沿岸部のサーモン養殖漁場が打撃を受け、東北内陸部の稚魚生産者は出荷先を失いました。それを知った香川県の漁業関係者が、被災地支援の意味も込めて稚魚を購入したことが、香川のサーモン養殖のはじまりです。
香川県産を主としたオリーブの葉の粉末を混ぜた餌(EP)を一定期間食べさせて育てたサーモントラウトです。オリーブの葉には、ポリフェノールの一種「オレウロペイン」が豊富に含まれており、サーモンに適度な脂のりとさっぱりとした味わい、歯切れのよい食感への肉質改善が期待されています。鮮やかなオレンジ色でぷりぷりの身質、魚独特の臭みが少ないさっぱりとした味わいが特徴です。また、鮮魚は活け締めをして出荷。1~2日後には店頭に並ぶスピード感が輸入サーモンとは異なります。
波は小さいが潮の流れが速い瀬戸内海。栄養を蓄えて元気いっぱいに育ったオリーブサーモン。サーモンの概念を覆すほどのおいしさを、ぜひ一度味わってください。
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