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鳥取県

夏輝(天然の岩ガキ)


旬:6~8月

鳥取の夏の海のように輝きを放つ天然の岩ガキ『夏輝』(なつき)
『夏輝』の大きな身は滑らかな口当たりで濃厚な海のミルク

プライドストーリー

『夏輝』の名の通り、産卵前のカキの身が大きくなる夏(7月~8月頃)が一番の旬!
岩のような大きな殻からは想像もつかない程、大きな身!滑らかな口当たりと濃厚な海のミルクは至極の味!

 “天然の岩ガキ”は全国でも鳥取県をはじめとした日本海の数ヶ所でしか獲れない貴重な水産物で、中でも、鳥取県の漁協では、県内で採取されたカキを《鳥取の夏の海のように輝きを放つ天然の岩ガキ》と表現しようと、平成17年に『夏輝』(なつき)と命名しました!(平成19年には商標登録を取得しました。)『夏輝』の名の通り、産卵前のカキの身が大きくなる夏(7月~8月頃)が一番の旬!
 『夏輝』(天然の岩ガキ)は、岩のような見た目の大きな殻からは想像もつかない程、中に大きな身があり、滑らかな口当たりで濃厚な身は至極の味です。また、ミネラルやビタミン類が豊富で「海のミルク」と呼ばれるほど栄養価が高く、夏場の疲労回復には打ってつけ!
 カキの一般的な食べ方といえば、殻つきカキの焼きガキやカキフライ、カキ飯、三杯酢で和えた酢ガキ等、おいしいカキ料理はいろいろありますが、鳥取県の地元漁師で定着している一番のおススメはなんと言っても“生ガキ”!レモン汁を落とし、生でまるごと豪快に口に頬張ると、磯の香りと濃厚なミルクの風味が広がります。そのおススメの裏付けには、『夏輝』を生で食べても問題ないよう、ノロウィルスと貝毒の安全検査の実施があります。
 また、『夏輝』の中でも、下殻が平らで全体的に外観が平べったく(通称:ヒラガキ)、殻長が13cm以上ある、高品質な『夏輝』にはブランドラベルをつけて販売しています。このラベル付きの『夏輝』は、全体の1割程度しかなく、とても希少で、『夏輝』ブランドの主役です。

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水揚げ漁港や漁法

潜水しながら重い鉄の「カキおこし」を使って、漁師は苦労の末手に入れる『夏輝』!
良質な植物プランクトンが育つ山陰海岸で『夏輝』は育つ!

 『夏輝』(天然の岩ガキ)は、鳥取県下ほぼ全域の漁港で水揚げされ、有名な境港市場、網代港市場、賀露市場に集まります。
 『夏輝』のおいしさは食べているプランクトンによって大きく影響します。その山陰海岸は、大山をはじめとする中国山地から栄養豊かな水が注ぎ込むため、良質なプランクトンが生息する最高の環境が整っています。
 その漁法は、小型の船外機船で水深1m~15mの磯に向かい、素潜りで(一部潜水器具を使用する場合もある)、「カキおこし」と呼ばれる鉄製の器具(バールのような物)を使って、岩に張り付いた“岩ガキ”を起こして漁獲します。海中で息を止めて作業する為、大変な重労働です。加えて体の冷えや水圧で体を壊す漁師さんも多くありません。そんな、漁師が命をかけて獲った『夏輝』1つ1つが漁師の自慢の一品です!
 また、漁師は『夏輝』の資源管理にも取り組んでいます。具体的には、漁期を6月1日から8月31日までに制限し、大きさも殻高10cm以上または重量200g以上に制限しています。

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