8/7(木)プライドフィッシュPR試食会「HAL YAMASHITA東京で味わう夏のプライドフィッシュ」イベントレポート
「HAL YAMASHITA東京」(東京ミッドタウン)で
夏のプライドフィッシュ8魚種を用いたPR試食会を開催
素材の魅力を光らせる、山下シェフならではの料理を堪能
2014年8月7日(木)、東京ミッドタウンにある「HAL YAMASHITA東京」で、メディア関係・協賛団体・サポート協議会等関係者約80名を招いた第一回プライドフィッシュPR試食会が行われました。"新和食"スタイルを築く「HAL YAMASHITA東京」は、エグゼクティブシェフ・山下春幸氏の独自の視点と枠にとらわれない料理技法から、メディアの注目度も高い人気店。素材の持ち味を引き出す料理法を得意とする山下シェフは、プライドフィッシュプロジェクトの趣旨に強く賛同してくださり、当日はオリジナリティあふれる8種の料理をご用意いただきました。
試食会開会後、全国漁業協同組合連合会代表理事専務長屋の挨拶に続いて、水産庁の本川長官からは「"水産日本"の復活のために、ファストフィッシュとプライドフィッシュを車の両輪として推進してもらいたい」とのお言葉を、全水卸の伊藤会長からは「魚のプロが持っている情報を消費者に届ける必要性は強く感じています。全力を挙げて協力したい」という力強いエールを賜りました。そして全漁連スタッフによるプライドフィッシュプロジェクトの解説の後、いよいよ試食開始です。熱気を帯びた会場内で、ずらりとカウンターに並んだ8種の料理を次々と手にとるゲストの方々。「美味しい!」という感激の声があちこちからあがり、あまりのおいしさに料理提供が追いつかない一幕もありました。
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水産庁本川長官による来賓挨拶
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全水卸伊藤会長による来賓挨拶
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試食開始後は大勢のゲストで大賑わい
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見た目にも美しい料理の数々
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キッチンで指揮をとる山下シェフ
現地の漁協スタッフや企画委員会メンバーも会場を盛り上げる
試食中には、本プロジェクト企画委員・金井美稚子氏(食ジャーナリスト、フリーエディター)が聞き役となり、山下シェフがひと皿ずつ料理を解説。魚のよさを引き出すため手を加えすぎないことを基本とし、和食に洋風のアレンジを加えた独自の調理法やこだわりを披露しました。続いては、本プロジェクト企画委員の中澤さかな運営委員長(道の駅/萩しーまーと駅長)による進行のもと、地元青森・三重・愛媛・大分の漁業関係者と生産者によるプライドフィッシュの紹介を実施。素朴ながら熱意ある語り口でそれぞれの魚の良さをPRし、会場を盛り上げました。
閉会時には、山下シェフが海外における日本の魚食の注目度に言及した後に、「これまでは肉が求められる傾向がありましたが、時代は魚に変わってきています。プライドフィッシュを盛り上げていただければ、私たち料理人も未来を見ることができます」とコメント。会場からは大きな拍手が沸き起こりました。本プロジェクト企画委員の服部幸應会長(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長)も、「漁師がこれしかないと選んだとっておきの魚。プライドフィッシュという言葉をどんどん広めてください」とアピール。来場者アンケートでは、「素晴らしい素材を素晴らしい料理で体験できた」「地元の漁業関係者・生産者の話を聞けてよかった」「日本の魚食普及のためにぜひ活動を広げ、根付かせてほしい」などといった意見を多数いただきました。大きな反響を得た今回の試食会でしたが、今後は地方での開催も予定中です。ぜひご期待ください。
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山下シェフと金井氏による料理解説
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青森の西崎社長(西崎水産)によるPR
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三重の藤原常務(鳥羽磯部漁協)
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愛媛の塩見所長(愛媛県漁連)
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大分の末廣委員長(右)と枝村委員(左)(大分県漁協くにさき地区)
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緑が心地よいテラスにも人がたくさん
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服部会長の閉会挨拶
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ショーケースに並んだプライドフィッシュ