地元での地産地消を狙い、小売店と連携。
多彩な料理に活きるオールラウンドプレーヤーをご賞味ください
メダイの漁期は1~3月。種子島、屋久島沿岸を中心として鹿児島県内各地で漁獲され、特に種子島漁協、屋久島漁協では合わせて年間約100t前後の水揚げがあります。しかし、その美味しさを知るのは漁師だけで、ほとんどは島外へ高級魚として出荷され、地元ではなじみが薄い状態でした。そこで地元漁師は小売店と連携し、宣伝や試食販売の取り組みを始めました。漁師自慢の魚「プライドフィッシュ」として地元から更なる魚食の普及を進めています。
形態は1歳で約30cm、2歳で約40㎝と成長し、最大では80㎝にもなります。幼魚は黒っぽく、体側に黄色味のある波状の縞が特徴です。全長50㎝以上の成魚になると、胸ビレは丸みを持ち、色が薄赤くなるものもあります。
旬の1~3月に種子島、屋久島近海で多く漁獲され、地元では「タルメ」(方言名)と呼ばれます。脂ののった身は、刺身や酒蒸し、塩焼き、照り焼き、煮付け、天ぷら、フライ、ムニエルと幅広いメニューをこなすオールラウンドプレーヤー。骨が太く身離れが良いため、お年寄りからお子さままで、安心してお召し上がりいただけます。
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