干物だけじゃない!
脂ののった新鮮な赤カマスを刺身や寿司で楽しむ秋。
長崎県を代表する魚種の一つであるカマスの中でも、特に注目されるのが「赤カマス(本カマス)」です。秋季に旬を迎える赤カマスは、脂がのった上品な白身が特徴の高級魚として全国的に知られています。長崎県内では、カマスを対象とした刺し網漁が盛んに行われ、身質や脂のりにこだわった多くの赤カマスが水揚げされ、取扱われています。
例えば、長崎市伊王島(西彼南部漁協)では、近海で漁獲される新鮮なカマスを「伊王島日の出カマス」としてブランド化し、地域おこしにも活用しています。2023年には「伊王島日の出カマス」の豊漁祭が開催され、カマス料理やクルージング体験が提供されるなど、多くの人々が集まりました。
カマスと言えば干物のイメージが強いかもしれませんが、最近では刺身やお寿司としても提供され、ますます人気が高まっています。全国的に秋と言えばサンマが有名ですが、長崎県では秋の味覚としてぜひ本物の赤カマスを味わってみてください。
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