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福岡県

カナトフグ
(シロサバフグ)


旬:8~12月

地元で古くから愛されている、カナトフグ!
フグならではの美味を手頃な価格で楽しめる!

プライドストーリー

刺身では、美しく透き通った身の弾力と甘さを堪能でき、
お鍋にすれば、上品なスープを愉しめる!天ぷら、唐揚げもおすすめです!

  福岡県は、天然フグ(トラフグ、シロサバフグなど)の水揚げ量が豊富で、全国的にも上位を誇ります。中でも玄界灘で獲れるカナトフグ(シロサバフグ)は地元でも歴史が古く、昭和の頃から漁獲されています。トラフグと比べて値段も手頃なため、地元では広く昔から愛されてきました。
 カナトフグは、刺身、お鍋、天ぷら、唐揚げ、みそ汁など何にしてもおいしい魚。お刺身にすれば、透明感のある白い見た目とフグ独特の甘い味と弾力のある食感が楽しめ、とても美味!お鍋にすれば、ほろっとほぐれるゼラチン質で淡白な身や、フグのエキスが溶け込んだ上品な旨みのスープから作った雑炊も一興!!地元漁師の家庭では、お鍋やお味噌汁に入れた料理で親しまれています!

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水揚げ漁港や漁法

大切な海の恵みを傷つけないよう、籠漁にこだわる!
漁師は鮮度保持に努め、むき身を行う加工場へ!

 主な漁港は、糸島漁協(船越支所、姫島支所、野北支所)、福岡市漁協(西浦支所、玄界島支所)、新宮相島漁協、宗像漁協(鐘崎本所、津屋崎支所、大島支所)、遠賀漁協(柏原支所)です。
 漁法は昔から籠漁で行われています。夜明けと同時に、餌(サバ)を入れた籠(かご)を順次海に投入し、1時間ほど待ってから取り上げて水揚げされます。水揚げ後は、すぐに氷を十分入れた活け間で一尾一尾丁寧に生け締めにされます。そして、十分な鮮度保持が行われる魚倉(漁船の冷蔵庫)で管理され、港に着いた後、出荷されています。
 また、地元では水揚後のカナトフグを水揚げ当日から翌日までには水産加工場へ運び、鮮度の良い状態でむき身に加工して販売しています。中でも、福岡県漁連では、平成12年頃から、この籠漁で獲れた鮮度の良いカナトフグを、ワンフローズンでむき身に加工し、冬場のお鍋用等として販売しています!また、最近、東京のふぐ条例の緩和等の影響で、関東方面にもよく出荷されていますので、ぜひご賞味ください!
 さらに、漁業者は、県が定める操業期間(8月1日~12月31日)よりも短い操業期間を設定しながら、地元が愛するカナトフグの資源に配慮して操業しています。

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