富山の郷土料理として知られる煮付けに加えて
「バイ飯」などの新しい調理法にも注目!
殻の頭頂部が黒いことから「ケツグロ」などとも呼ばれる、殻の小さいツバイ。対してオオエッチュウバイは殻が大きく薄いのが特徴で、しっかりとした歯ごたえがあり、噛めば噛むほど増す旨みが魅力。身が大きいことから刺身に重宝されています。どちらも夏場の魚の漁獲が少ない時期に多く水揚げされることから人気があり、古くから刺身や炊き込みご飯などで親しまれています。なかでも煮付け(含め煮)は、富山の郷土料理としてよく知られる逸品です。「倍」という語呂から、縁起物として祝いの席に出されることもあります。
2014年に開催された「第1回Fish-1(フィッシュワン)グランプリ」では、富山県の魚津漁協が出品した、ツバイを用いた炊き込みご飯「バイ飯」が準グランプリを獲得しました。バイ飯が注目されたことから、今までの煮付けなどの調理法に加えてさらに料理の幅が広がり、需要が拡大しています。また、市内の飲食店で、それぞれの味付けや調理法にこだわったバイ飯が食べられます。おいしいバイ飯が食べられるお店をはじめとする、魚津の観光情報についてはこちら(http://www.uozu-kanko.jp/)
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