第19回シーフードコンクール

お魚料理チャレンジ部門 みんなで楽しむ
「のりと魚介藻類を使った料理」

プロを目指す学生部門 私のお店で出したい
「のりと魚介藻類を使った料理」

第19回シーフード料理コンクール 入賞作品決定!

2018年12月16日(日)、東京・服部栄養専門学校にて第19回シーフード料理コンクールの実技審査・表彰式が行われました!「お魚料理チャレンジ部門」「プロを目指す学生部門」合わせて約2,900件の応募があった中、書類選考を通過した16名が全国から参加。それぞれの部門のテーマに沿った料理を調理し、服部幸應審査委員長をはじめとした審査委員の試食により各賞が決定しました!

お魚料理チャレンジ部門みんなで楽しむ
「のりと魚介藻類を使った料理」
プロを目指す学生部門私のお店で出したい
「のりと魚介藻類を使った料理」
最優秀賞
農林水産大臣賞
のりのオムレット&鯖でチリコンカン風天野 みどりさん
愛媛県
主な魚種:さば レシピはこちら
マスカットカマス巻き海苔のバルサミコソース山本 純輝さん
三重県立相可高等学校
食物調理科3年

主な魚種:かます レシピはこちら
水産庁長官賞
和風サーモンローフ海苔ソース添え野村 みゆきさん
茨城県
主な魚種:さけ・ひじき レシピはこちら
北海道パフェ内生蔵 麻耶さん
東京都
服部栄養専門学校
調理師本科1年

主な魚種:えび・ほたて・つぶがい レシピはこちら
大日本水産会会長賞
海鮮下町ガレット(ぶり編)井上 昭子さん
千葉県
主な魚種:ぶり レシピはこちら
温でも冷でも!海苔あんの海鮮茶碗蒸し津馬 真弓さん
青森県
八戸調理師専門学校
主な魚種:ほたて・いか・えび レシピはこちら
日本放送協会会長賞
ぎょ(魚)うざパン金光 尚美さん
JF宮崎漁連推薦
主な魚種:しいら レシピはこちら
魚郎(うおろう)井上 碧依さん
山口県
宇部フロンティア大学付属
香川高等学校食物調理科3年

主な魚種:たい・ほたて・えび・さくらえび レシピはこちら
日本おさかな
マイスター協会
会長賞
たこのり墨ごはん大西 志の歩さん
北海道釧路湖陵高等学校
理数科2年

主な魚種:たこ・たら レシピはこちら
-
審査委員長特別賞
甘さ辛さを海苔で決める、サバの黒カレー。金城 和幸さん
沖縄県
自営業
主な魚種:さば レシピはこちら
-
入選作品
香り豊かな米粉えびだんごののり佃煮ソースがけ橋本 幸恵さん
福島県立安積黎明高等学校
普通科2年

主な魚種:あみえび レシピはこちら
揚げだし豆腐の磯のりあんかけ今井 きららさん
福島県
郡山女子大学短期大学部
健康栄養学科2年

主な魚種:しらす レシピはこちら
Seaハンバーグドリア松田 珠聖さん
千葉県立千葉女子高等学校
家政科3年

主な魚種:いわし レシピはこちら
たらの梅巻き~のりあんかけおこげを添えて~黒尾 茉由さん
栃木県立矢板高等学校
栄養食物科3年

主な魚種:たら レシピはこちら
-
ニジマスのクリピネット包み吉田 凜さん
三重県水産物消費拡大促進協議会推薦・
三重県立相可高等学校
食物調理科3年

主な魚種:にじます・あさり・ひじき・あおさ レシピはこちら
-
太刀魚ロール蒸し、紅白ソース添え飯島 理加さん
JF熊本漁連推薦
専修学校常磐学院
調理師養成科1年

主な魚種:たちうお・はも レシピはこちら
全国漁業協同組合
連合会会長賞

実技審査&表彰式 イベントレポート

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開会式

審査委員から出場者へ、期待と応援のメッセージが伝えられた

 緊張と高揚が感じられる面持ちで、全国から集った出場者が会場入りし、いよいよコンクールの幕開けです。開会式の挨拶は、主催者である全国漁業協同組合連合会 常務理事 大森 敏弘より魚食普及への貢献について感謝を伝えるとともに「日頃の成果を発揮してほしい」と出場者へ応援の言葉を送りました。続いて審査委員である料理界・メディア界の専門家7名とさかなクンが登場。服部幸應審査委員長(学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長)は、「180倍の難関を突破してきた皆さんに期待しています。頑張ってください」と出場者を激励されました。

全国漁業協同組合連合会 常務理事 大森 敏弘による挨拶
審査委員は料理・メディア・お魚業界の専門家 8名

実技審査

限られた時間の中で、全力を尽くす出場者たち。その表情は真剣そのもの

「お魚料理チャレンジ部門」
 「お魚料理チャレンジ部門」のテーマは、「みんなで楽しむ『のりと魚介藻類を使った料理』」。制限時間の60分の中で、出場者は段取りよく調理を進めていきます。自由な発想で海苔をアレンジしたレシピには、審査委員も興味津々の様子。各テーブルを回りながら、レシピや素材について質問する様子がうかがえました。
「プロを目指す学生部門」
 続いての「プロを目指す学生部門」のテーマは「私のお店で出したい『のりと魚介藻類を使った料理』」。調理の合間に、各調理台からはふわっと磯の香りがたちのぼります。魚をさばく手つきから無駄のない身のこなしまで、その実力はさすが1,700名以上から選び抜かれた学生といった印象。緊張感漂う中、手際よく料理を仕上げていきました。
【お魚料理チャレンジ部門】スタートとともに調理にとりかかる
【お魚料理チャレンジ部門】レシピや食材について質問する審査委員
【お魚料理チャレンジ部門】審査委員と談笑する姿も
【プロを目指す学生部門】ピンと張り詰めた空気が漂う
【プロを目指す学生部門】旬をうまく利用したレシピには賞賛の声も
【プロを目指す学生部門】盛り付けの細部にまで余念がない

試食審査・講演会

審査委員による試食審査、
海苔に関する講演会の実施

 完成した料理は試食審査会場に運ばれ、審査委員が試食審査を行いました。また、表彰式前には、全国漁連のり事業推進協議会の奥田 勝氏による講演「海苔をもっとおいしく!海苔のおいしさ再発見」を聴講しました。クイズも交えながら海苔の生産や栄養素、おいしい食べ方について講演され、熱心にメモを取りながら聴講する出場者の姿も見られました。

のり推進協ってどんなところ?!

のり推進協ってどんなところ?!

試食・採点を行う審査委員
出来上がった料理が続々と審査会場に届く
全国漁連のり事業推進協議会による講演

表彰式

ついに審査結果の発表!
出場者の健闘がたたえられた

 来賓の水産庁漁政部加工流通課の天野 正治課長は、国内の魚食量が減少していることに触れた上で、「水産物の魅力を引き出し、水産物を提供する心意気は水産庁としても大変期待しています」と今後の活躍に期待を寄せられました。続いて審査結果の発表では、受賞作品がモニターに映し出されるたび、場内のあちこちから歓声が沸きました。

 審査委員による講評では、「よく考えられ、海苔の良さを引き出していた」「年々レベルが上がっている」といった声が上がりました。服部審査委員長は、「海苔の香りを立たせることができればなお良かった」とアドバイスし、「食材の香りや良さを引き出すために何を合わせたらよいか研究してほしい」と提案。「日本人の食生活を見直して、魚料理を広めてほしい」と締めくくられました。最後は出場者と審査委員による記念撮影で、コンクールは幕を閉じました。

水産庁漁政部加工流通課 天野 正治課長による挨拶
最優秀賞・農林水産大臣賞の表彰
審査委員一人ひとりによるコメント
服部審査委員長による講評
最優秀賞受賞者の記念撮影

審査委員(敬称略)

〈審査委員長〉

服部 幸應 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 理事長・校長
井上 幸洋 割烹井上 代表
佐藤 月彦 学校法人服部学園 服部栄養専門学校 調理技術部 西洋料理 主席教授
田口 道子 管理栄養士・料理研究家
平沢 裕子 産経新聞東京本社 編集局文化部 記者
長沢 美津子 おさかなマイスター、朝日新聞東京本社 文化くらし報道部 編集委員
大森 敏弘 全国漁業協同組合連合会 常務理事

〈特別委員〉

さかなクン 国立大学法人 東京海洋大学名誉博士/客員准教授
農林水産省 お魚大使、 JF全漁連魚食普及推進委員

主催者より

今年も、両部門それぞれアイデアあふれるオリジナルレシピが出揃いました。JF全漁連中央シーフードセンターでは、今後これらの入賞作品を食育や魚食普及活動のさまざまな場で活用させていただくとともに、たくさんの方々にお魚の良さを伝え、魚料理を食べていただけるような活動をしていきたいと考えております。 このコンクールに作品を寄せられた多数の皆様に対し、厚く御礼申し上げますとともに、審査委員長の服部幸應先生をはじめ審査委員の方々、後援・協賛を頂きました各団体および関係各位に対しまして心より感謝申し上げます。

主催:
全国漁業協同組合連合会(中央シーフードセンター)
後援:
農林水産省 NHK 一般社団法人 大日本水産会 フード・アクション・ニッポン推進本部 プライドフィッシュプロジェクト企画委員会
特別協賛:
全国漁連のり事業推進協議会
協賛:
全国漁業共済組合連合会 全国共済水産業協同組合連合会 海と魚と食を考える会
日本おさかなマイスター協会 一般社団法人日本さかな検定協会 公益社団法人 全国調理師養成施設協会 一般社団法人 全国栄養士養成施設協会 全国高等学校家庭クラブ連盟 全国家庭科教育協会
一般社団法人 全国料理学校協会 NPO日本食育インストラクター協会

プライドフィッシュを使用したレシピはプライドフィッシュWEBサイトにて公開、または今後開催予定の「Fish-1グランプリ」のプライドフィッシュ料理コンテストへ自動エントリーさせていただく場合があります。ご了承ください。