新潟のノドグロは夏が旬。
脂をたっぷり蓄えた極上の味
正式名称は「アカムツ」。体の表面は赤いですが、口を開けて中をのぞくと喉の辺りは真っ黒。そのため、北陸では「ノドグロ」と呼ばれています。その美味しさと希少性から高級魚として名を馳せており、特に新潟産は脂が乗って身はふっくら。新潟を代表する魚のひとつです。
1年を通して脂が乗っていて美味しい魚です。一般的な旬は秋から冬ですが、新潟では産卵期にかかる夏から秋が旬とされています。産卵前の魚は体に脂肪を蓄えるため、身には脂がたっぷり。
生息地は水深100mから200mとやや深め。小魚やエビ、カニなどを食べて育ちます。夏の延縄で漁獲されるものは、味はもちろん、見た目も文句なし。新潟県が自信をもってお奨めする一品です。
たっぷりと脂が乗った刺身はまさに「白身のトロ」。塩焼きや煮付けは、薄赤色の皮目をふわっと割ると、たちまちほぐれ脂がこぼれ落ちる極上の身が味わえます。新潟の寿司屋では皮つき炙りの握りずしも食べられます。新潟の新鮮な夏のノドグロを是非ご賞味ください。
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