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新潟県

南蛮エビ


旬:11~2月

宝石のように輝く体。
とろとろの身と上質な甘さは格別の味

プライドストーリー

一匹丸ごと栄養たっぷり。
新潟自慢の万能食材、南蛮エビ

 南蛮エビの正式名称は「ホッコクアカエビ」。一般的には「甘エビ」と呼ばれますが、新潟県では、鮮やかな赤色と形が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから昔から「南蛮エビ」と呼ばれ親しまれています。一年を通じて漁獲されますが、最も美味しいのは冬。水温が低くなる秋から冬にかけてが食べごろです。特徴のある甘みをもった味はもちろんのこと、透き通るような赤い殻、ヒスイ色に輝く卵など、見た目の美しさもまた格別。県が自信をもってオススメする食べ物である「新潟フードブランド」に認定されています。
 甘くとろけるような身は刺身に抜群。卵は醤油漬け、頭を味噌汁にすれば余すところなく南蛮エビを堪能できます。他にも天ぷら、唐揚げ、練り物(海老しんじょう)、蒸し料理などバリエーションは豊富。高級料亭のおもてなし料理から居酒屋のメニューまで、さまざまなシーンで活躍する万能な食材です。
 南蛮エビの美しい赤色の元である「アスタキサンチン」が持つ抗酸化力は、コエンザイムQ10の約800倍、ビタミンEのなんと約1,000倍。現在日本人に急増している糖尿病への対策だけではなく、動脈硬化やガン予防、美肌効果などさまざまな効果があります。身は低カロリー高タンパクの健康食品。血中コレステロールの抑制、脳卒中・高血圧・心臓病などの成人病予防、疲労・視力回復などに効果がある「タウリン」が多く含まれています。さらに、低脂肪で、カルシウムやビタミンA、B12、D、E、亜鉛、銅が豊富。殻に多く含まれる「キチン」は便秘の改善や消化管内の有害物の排出を促します。
 味よし、見た目よし、効果よし。まさに万能の食材といえる南蛮エビ、ぜひ一度ご賞味ください。

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水揚げ漁港や漁法

自慢のエビだからこそ、
おいしさと魅力をより一層楽しめるように工夫

 南蛮エビが水揚げされるのは、佐渡島の北方や県南部にある天然漁礁といわれる漁場。エビ籠漁業や沖合い底曳網漁業を用います。県内各地で水揚げされていますが、主な水揚げ港は佐渡市両津港、赤泊港、新潟市新潟港、糸魚川市姫川港。佐渡市はエビ籠漁業、新潟市、糸魚川市では底曳網漁業で漁獲されます。
 佐渡島では、新鮮でおいしい南蛮エビを味わってもらうために、出荷には海洋深層水を使用。活きたまま県内外へ出荷しています。また新潟漁協では、漁協に水揚げされたばかりの新鮮な南蛮エビを丸ごと仕込んで発酵させる魚醤油を開発。エビ本来の味を際立たせる一品として、地魚料理や加工品とともに提供しています。
 このほかにも、南蛮エビを利用したさまざまな商品があり、どの商品にも新潟の南蛮エビの魅力がたっぷり。ぜひ南蛮エビの魅力を味わってください。

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