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福井県

越前がに


旬:11~3月

身から溢れ出る
濃厚な旨みと甘みは極上の味

プライドストーリー

皇室にも献上されている
福井県が誇る冬の味覚の王者

 冬を代表する味覚の王者「越前がに」。福井県が誇る特産品であり、全国で唯一の皇室献上ガニでもあります。その歴史は古く、明治43年12月に越前町(旧四ヶ浦町)で獲れた越前がにを皇室に献上したという新聞記事が残っています。
 「越前がに」とは、福井県で水揚げされたズワイガニのことですが、一般には雄を越前がに、雌はセイコガニと呼ばれます。「越前がに」の規格に入らない脱皮後の甲羅が柔らかいズワイガニはズボガニ(水ガニ)と呼び、庶民の味として親しまれています。
 越前海岸沖という最高の環境と日本海の冷海水で育った越前がには、殻の中に身がぎゅうっと詰まっており、その味はみずみずしく適度な甘みと脂が感じられます。忘れてはいけないのが、甲羅の中のミソ。濃厚な深い味わいで、足の身を入れ混ぜて食べると絶品です。
 福井県で水揚げされたズワイガニには、黄色いタグが取り付けられます。これは福井県が誇る「越前がに」である証で、水揚げ漁港がしっかりと刻印されています。タグは一度使うと二度と使えないような構造で、不正に使用できないようになっているなど漁業協同組合と漁業者の間で厳重に管理されています。なお、平成30年9月27日には国が地域の農林水産物や食品をブランド化して保護する「地理的表示(GI)保護制度」に登録され、黄色タグも一新。
 国による品質のお墨付きを受けた「越前がに」を是非ご賞味あれ。

    福井県のさかな「越前がに」

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水揚げ漁港や漁法

カニが生息しやすい最良の漁場。
鮮度抜群のカニを提供します

 「越前がに」水揚げ港は、三国漁港、福井漁港、越前漁港、敦賀漁港、小浜漁港です。主に、底曳網漁の「かけまわし漁法」で水揚げされます。漁場である越前海岸沿岸は急深で、冬の寒さが海水にも影響しやすいのが特長。その厳しい環境がカニにとっては最良の生息場所となるため、最高の漁場となっています。漁獲された「越前がに」は雌雄に選別され、すぐに海水冷却装置により冷やされた海水の入った水槽に入れられ、生きたまま帰港します。漁場が近いため、鮮度抜群の状態で競りにかけられます。
 福井県では、ズワイガニを資源として守るための取り組みを実施しており、自主規制による漁期短縮や、禁漁期間は「越前網」と呼ばれる改良網を使用するなど、資源保護に努めています。「越前網」はズワイガニを逃がすことができるだけではなく、小型のアカガレイも逃がすことができるため、福井県以外でも積極的に使用されています。

    越前網の仕組み

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