刺身や焼き物、どんな調理にも適したトビウオ。
さっぱりした夏にうってつけの味をご堪能あれ!
トビウオは、その名の通り、大きな胸鰭を翼のように広げ、100m以上の距離を水平飛行することができる珍しい魚です。日本近海にはトビウオの仲間がなんと20種類以上いることが知られ、そのうち「ホソトビウオ」と「ツクシトビウオ」の2種類が福井県で漁獲されています。
福井県では、やや小型で漁獲量の多い「ホソトビウオ」をマルトビや小目(ショウメ)、大型で漁獲量の少ない「ツクシトビウオ」をカクトビや大目(ダイメ)と呼びます。
トビウオは高たんぱく低脂質で、強い抗酸化作用をもつセレンを多く含むため、大変ヘルシーなお魚。弾力のある歯ごたえが楽しめる刺身はもちろん、焼く・煮る・揚げる・干すなどどんな調理方法でも美味しくいただけます。
JF福井漁連では、当会が運営する敦賀水産加工場でトビウオを加工し、学校給食に提供するなどして、地魚の魅力発信や消費拡大に努めています。
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