2016.12.05
2016年11月20日(日) 「第4回Fish-1グランプリ」開催!
※この動画は画質(解像度)を変更する事ができます。詳しくはこちらのページにある手順に沿って変更してください。
11月20日(日)、日比谷公園にて「第4回Fish-1グランプリ」(「ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル2016秋」内)を開催しました!フェスティバル全体の来場者数は4日間で、のべ約12万人、Fish-1グランプリ開催日の20日は約5万人ものお客様で賑わいました。漁師自慢の魚を使った食への注目度の集まりを、回を追うごとに実感する大盛況ぶり。開場前からたくさんの方がお目当てのブースの前に列を作り、会場の熱気が高まる中でオープニングセレモニーがスタート。当グランプリの主催者となる、国産水産物流通促進センター 代表機関 公益社団法人 日本水産資源保護協会 髙橋 正征 会長、同じく主催者の国産水産物流通促進センター 構成員 全国漁業協同組合連合会 長屋 信博 代表理事専務からご挨拶をさせていただきました。そして、ジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバルの主催である、株式会社 産業経済新聞社 松本 肇 取締役からご挨拶をいただいた後、当グランプリ審査委員会 中嶋 貞治 審査委員長により開会を宣言!大きな歓声とおいしそうな香りに包まれて、魚の祭典が開幕しました。
「この魚を一度食べてみたいと思っていた!」「あの贅沢な食材を食べられてうれしい」「これならもっと食べる機会が増えそう!」などなど、プライドフィッシュを使ったお料理や、ファストフィッシュへの感想が、会場のあちこちから。おいしいだけでなく、食べたことのなかった魚の味や、意外な調理法など、お客さま一人ひとりにとっての楽しい発見や新しい味覚との出会いの機会にもなっているようでした。
ステージには、JF全漁連の魚食普及推進委員としても活躍中のさかなクンが登場!仲間のボックスくんやボールちゃん、さかなクンロボもやって来てくれました。まずはJF全漁連推薦魚食普及推進ソング「おさかな毎日!さかなクン」のライブ(さかなクンのサックス生演奏&かわいいダンスも披露!)に加えて、お魚クイズコーナーも。話し出すと止まらないお魚知識にみなさん感心していました。
ステージではその後、「水産・海洋高校生による、水産物消費拡大のための取り組み発表」が行われ、地域の食材などを上手に活用した高校生の活動に、会場からはたくさんの拍手が贈られていました。続いては、「福島・宮城の浜より」と題して東日本大震災からの復興活動の報告。震災の風評被害を、新たな販路開拓の契機として前向きに取り組む活動には、多くの方が胸を打たれたのではないでしょうか。また、「魚の国のしあわせプロジェクト」の一環として「親子お魚教室」も実施。たくさんのお子様たちの関心を集めていました。
おいしさと楽しさで盛り上がった第4回Fish-1グランプリ。空が夕陽に染まる頃、結果発表のときを迎えました。プライドフィッシュ料理コンテスト グランプリに輝いたのは、JF滋賀漁連(JF滋賀漁連青年会)天然ビワマスの親子丼。脂の乗り具合が絶妙で、トロのような濃厚な旨味を持ちながらも、後味はあっさり。淡水魚の常識が変わるおいしさが、多くの方を驚かせていました。準グランプリは、JF愛媛漁連 宇和島鯛めし。愛情込めて育てた鯛はコリコリとした弾力。上品な鯛の味わいと特製のたれと卵が絡むご飯が見事に調和した逸品でした。国産魚ファストフィッシュ商品コンテスト グランプリは、(株)東平商会 いとうナゲット(いとう漁協サバ男くんすり身®使用)。カリッとクリスピーに揚げられた衣の中には、サバのすり身。その豊かな味わいが口いっぱいに広がります。準グランプリは、山口県・ふるさと萩食品協同組合 オイル・ルージュ イタリアン ―パスタ―。赤く見えるのは、萩の金太郎ことヒメジという魚。淡白な風味がオイルともにパスタと絡み、イタリアンの一皿に。郷土の魚をもっと多くの人々に味わってもらいたいという熱い想いが込められた品々。中嶋審査委員長は「すべてがグランプリ!」と評するほどの魅力が輝いていました。
魚を食べる喜びと味わう楽しさをもっと多くのみなさんに知っていただくべく、プライドフィッシュ 、ファストフィッシュの両取り組みは、これからも活動を広げて参ります。今後とも、漁師自慢の魚「プライドフィッシュ」と気軽・手軽に食べられる「ファストフィッシュ」をよろしくお願いします!!
<漁師自慢の魚 プライドフィッシュ料理コンテスト>
JF高知漁連(高知県漁協 室戸女性部)金目鯛の炊き込みごはん
高知県は好漁場が近いため、鮮度の高い金目鯛が水揚げされます。その淡白で上品なおいしさを、存分に堪能できる炊き込みごはん。ほっこりとした湯気に漂う金目鯛ならではの香りが、ひときわ食欲をそそる一品です。
※写真はイメージです。
JF大阪漁連ワタリガニのトマトクリームパスタ
大阪湾の新鮮なワタリガニのミソまで使った、濃厚なトマトクリームが絶品。ワタリガニ=小さいというイメージを覆すサイズで、足にも身がたっぷり。身とミソ、そしてパスタが絡み合い、極上の味わいを生み出していました。
※写真はイメージです。
JF徳島漁連
「とくしまのはも」の天麩羅~「とくしまのスジアオノリ」を添えて~
関西では好んで食べられる、はも。初めていただくという方も多かったのではないでしょうか。さっくりとした衣の奥から、プリッと顔を出す純白の美しい身。口へ運べばホロリとほどける上品な味わいは、まるで料亭の一品のようでした。
※写真はイメージです。
<地域を元気にする 国産魚ファストフィッシュ商品コンテスト>
静岡県:(株)東平商会
いとうナゲット(いとう漁協サバ男くんすり身®使用)
まるでチキンのナゲットような見た目で、中身はサバのすり身。一口食べれば、お魚を食べていることをしっかりと実感できる豊かな旨味が広がります。スナック感覚でパクッと食べられるので、お魚を食べる習慣をグッと身近にしてくれるでしょう。
※写真はイメージです。
詳しくはこちら山口県:ふるさと萩食品協同組合
オイル・ルージュ イタリアン ―パスタ―
会場のブース周辺に漂う、リストランテのような香りに誘われた方も多かったのでは。パスタの主役は、オイルに漬け込んだヒメジという小魚。骨はほろほろと柔らかく、まるごといただくことができました。一家に一瓶あれば、パスタの他にも重宝しそう。
※写真はイメージです。
詳しくはこちら大分県:(株)ヤマジン
ヤマジンのごまだし ―うどん―
なんとお湯に解くだけでスープができる便利な調味料。大分県産のカマスのみにこだわり、上品で豊かな魚の風味を生み出しています。ごまと合わせることで、味だけでなく栄養も充分。さまざまな食材にも合わせやすいので、普段づかいできそうな商品でした。
※写真はイメージです。
詳しくはこちら富山県:(株)葵食品
すぐ食べられる 車だい昆布〆 ―揚げ焼き―
北陸の郷土料理として親しまれている車だいの昆布〆を、こんがりと香ばしい揚げ焼きに。ふっくらと揚げられた身から、噛めば噛むほど魚と昆布の旨味が染み出します。おつまみにも、おかずにもぴったりな一品と言えるでしょう。
※写真はイメージです。
詳しくはこちら岡山県:JF岡山漁連ままかりの姿焼
頭を取った酢漬けを見かけることが多いまかかり。全身を見るのは初めてという方もおられたのでは。カリッと揚げられた身は、頭からまるごといただくことができました。身の豊かな味わいだけでなく、おこげの香ばしさも食欲をそそります。
※写真はイメージです。
詳しくはこちら高知県:興洋フリーズ(株)天然ブリハンバーグ
素材は天然ブリ100%。すり身ではなくミンチなので魚の食感がほどよく残り、噛むほどにじわっと旨味が広がります。ハンバーグにすることでケチャップやチーズとの相性がアップ。ブリ料理の可能性を大きく広げる、先駆的アイデアに脱帽です!
※写真はイメージです。
詳しくはこちらジャパン・フィッシャーマンズ・フェスティバル2016秋の詳細についてはこちら