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茨城県

茨城あんこう


旬:12~2月

女性にうれしい栄養たっぷり!
淡白な身とプルプルの皮が癖になる
※2022年8月に水揚げ漁港や漁法の内容の一部を変更しました。

プライドストーリー

部位によって多彩な歯ごたえを堪能できる、
冬ならではの茨城の味覚

 茨城の冬の味覚を代表する食材で、茨城の「冬のさかな」に選定されています。
 あんこうと言えば、有名なのが「吊し切り」。ヌルヌルとした巨体をまな板の上でさばくのは容易な作業ではありません。そこで、アゴを金具等に引っ掛けあんこうを吊るし、口から水を入れ、体を安定させた状態でさばきます。エラと尾びれを落とし、口から皮を剥ぎ、内臓や身を切り取っていくのが定石。あん肝は食通の中でも大変評価が高く、世界三大珍味のひとつであるフォアグラよりもおいしいと言われるほど。とても重宝されています。
 あんこうには、ビタミンAやコラーゲンが豊富。美肌効果や老化防止等に効果があります。代表的な料理は、あんこう鍋、どぶ汁、あん肝、供酢など。皮、トモ(ひれの部分)、エラ、台身(身の部分)、ぬの(卵巣)、水袋(胃)、きも(肝臓)は「七つ道具」と呼ばれます。それぞれ違った歯ごたえや、味わいを楽しむことができます。
 また、最近ではあんこうの県ならではのイベントとして、全国あんこうサミットや大洗あんこう祭等が開催され、多く方に足を運んでいただき、地域活性化にも繋がっています。

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水揚げ漁港や漁法

基準をクリアしたものだけを選び、
ブランド化を実践

 主に平潟・大津・川尻・久慈町・那珂湊・はさきの6漁協に所属している、沖合底びき網漁業、小型機船底びき網漁業によって漁獲されています。底びき網漁業は、水深の約3倍の長さのワイヤーロープ2本の先にオッターボードと呼ばれる金属製の大きな板を付けて、海中の漁網の位置をコントロールするとともに、網口を大きく開いて、中層~低層にいる魚を効率よく漁獲する漁法です。
 平成17年11月からは、特定の生産者(底びき網漁業者)によって茨城沖で漁獲され、一定の基準をクリアした2kg以上のあんこうを「茨城あんこう」と命名。ブランド化に取り組んでいます。
※取り組み内容の見直しを行うため、「茨城あんこう」の活動は現在休止中です。

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