カルシウムに加え、DHAやEPAもたっぷり。
子どもからお年寄りまで、みんなの体に嬉しい魚
カタクチイワシやマイワシの稚魚であり、獲れたときは半透明なのに、茹でると白くなることからその名前がついた白子(しらす)。黒潮に乗って茨城県沿岸にやってくる、県を代表する魚介類のひとつです。水揚げ漁港の一つ大洗漁港では毎年「大洗しらす祭り」を開催し、新鮮なしらすを求めて県内外からたくさんの方が来られます。
カルシウムが豊富に含まれており、しらす100gあたりには成人の1日のカルシウム目標摂取量分約500mgが含まれています。さらに、魚の脂肪酸であるDHAやEPAも豊富。体にとても良い魚です。その効果はさまざまで、高血圧や動脈硬化の原因となる血中のコレステロールを減らすこと、血液の凝固を防ぎ、血栓を予防すること、血液中の中性脂肪値を低くすることなどがあります。さらに、老人性痴呆症や頭の働きを良くする効果があるといわれています。
しらす干しや釜揚げしらすに加工されるのが主ですが、獲れたての新鮮な生しらすはしらす丼でいただくのが一番。プリプリとした食感が絶妙です。
※クリックして拡大