やわらかな身と淡白な味わい。
口の中に広がる強い甘味が魅力です
京都では大きさごとに名前が変わり、小さいものからヤナギ、サゴシ、サワラと呼ばれます。
近年では通年漁獲されますが、海水温の上昇に伴い漁獲量が急増した魚種です。平成18~20年、24年はサワラ(サゴシ)銘柄の漁獲量が日本一となりました。
旬は秋から冬。「寒サワラ」と呼び、脂がたっぷりのっていて甘味が強く、身はやわらか。淡白な味わいが魅力です。その中で、主に京都府内の定置網で漁獲されるサワラを「京鰆」と呼びます。また、3kg以上の中でも脂質含有量が一定の基準を満たしたものを「特選 京鰆」としています。
漁業者が丁寧に漁獲したサワラは身も上質で、刺身にしても焼いても炙っても絶品です。西京漬け(みそ漬け)の材料等としても重宝される京料理には欠かせない魚です。
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