「世界ジオパーク」に認定された地形の恵みにより、
深海に生息するキンメダイが近場で獲れる
キンメダイは深海に生息している魚で、漁場が遠いことがほとんどです。しかし高知県東部地区は急峻な海底地形となっており、近くの漁場でも水深が深くなっていることから、近場でキンメダイが漁獲されます。こうした複雑な海底地形は世界ジオパークに認定されるなど世界的にも珍しく、まさに「土佐沖どれキンメダイ」は、世界ジオパークの恵みを受けた貴重な魚だと言えるでしょう。
深海魚で常に冷たい海水域に生息していることから、差異はあれどほぼ周年で脂がのっていますが、特に夏場の産卵期前のキンメダイは、魚体も大きくひときわ脂がのった個体になります。上質な脂肪分が多く含まれた身は、刺身、寿司、煮つけ、汁ものなどさまざまな料理に適しており、地元ではキンメダイの照り焼きと旬の刺身を盛りつけた「室戸キンメ丼」が新たな名物として注目されています。良質のたんぱく質、脂質、ミネラルが豊富で、リン・鉄・ビタミンB1B2などを含む栄養価の高い魚です。
”土佐沖どれキンメダイ”について ”土佐沖どれキンメダイ”のレシピ
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