有名なフランス料理のムニエルに使われる程の魚!地元でも味が良いと評判の高級魚!
大阪ではイヌノシタをアカシタと呼び、アカシタビラメはアオシタと呼ばれています!
“アカシタ(イヌノシタ)”は柔らかい肉厚で淡泊な白身で、有名なフランス料理のムニエルに使われる程の魚で、地元でも味が良いと評判で、大型のものは高価で取り引きされています!また、地元では煮付け、昆布〆した塩焼き、刺身、小さなものは干物(一夜干しなど)や唐揚げ等で親しまれています!また、皮を頭から簡単に剥ぐことができるので、他の魚と比べて料理がしやすい魚です!
大阪湾で漁獲されるシタビラメ類(ウシノシタ科)には、“イヌノシタ(大阪での呼び名:アカシタ)”、アカシタビラメ(アオシタ)、コウライアカシタビラメ(バケシタ)、クロウシノシタ(クロシタ)、ゲンコなどがあります。大阪で“アカシタ”と呼ばれるのは「アカシタビラメ」ではなく、“イヌノシタ”を指しますのでご留意ください!
シタビラメ類の中でも、“アカシタ(イヌノシタ)”は大型の種で最大45cm近くになるものもあります。その見分け方は、“アカシタ(イヌノシタ)”は見た目が全体に赤く、やや口の先端が尖っていて、ウロコがはがれやすいことが特徴です。さらには、頭部側には2本の測線があり、尾側と腹側の縁には測線がないことも特徴です。
一般的な市場では、シタビラメ類は「黒」と「赤」の見た目で区別され、“アカシタ(イヌノシタ)”を含む見た目が全体的に赤いシタビラメ類は「赤舌平目」として流通しています。(すなわち、「赤舌平目」のひとつです。)
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