絶好の環境でおいしく育つ、三原やっさタコ。
漁業者の努力によって定着した実力派ブランド
三原沖の海は、広島県の中でも一番小島が多く、水温が一定できれいな水が特徴。岩場が多くカニやエビが多く生息している環境は、美食家できれい好きなタコには絶好の住処となっています。海流が早い三原の海域では、タコはしっかり岩に張り付いていなければいけません。そのため、海流で鍛えられたタコは身が締まり、短く太くなった足は歯ごたえ抜群。味は濃く、一度食べると病みつきになるおいしさです。
三原市漁協は、三原で漁獲されるタコを地元の「三原やっさ祭り」にちなみ「三原やっさタコ」と名付け、ブランド化を推進しています。平成25年10月に特許庁に商標登録出願し、翌年2月末に認証(登録番号:登録第5652887号)。市内の小学校で開かれた水産教室にて児童が描いたタコのイラストを、PR用のデザインとして採用し出荷用の箱に貼るシールに用いるなど「三原やっさタコ」のブランド化に力を注いでいます。
さらに三原市漁協では、事務所に隣接してタコの加工施設を設置し、冷凍タコや天ぷらなどの加工販売も積極的に実施。今では、三原といえば「三原やっさタコ」と言われるまでに定着しています。
※クリックして拡大