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岡山県

ままかり(さっぱ)


旬:9~11月

さっぱり漬けた酢漬けは
あまりのおいしさに食べる手が止まりません

プライドストーリー

名物「ままかりの酢漬け」は岡山を代表する家庭の味!
漁連の努力により、スーパーでも販売するソウルフードです

 ままかりが全国でも有名な岡山を代表する魚になったのは、その名前の由来として、「あんまりおいしいので隣にご飯(まんま)を借りに行ってしまう」と言うお話がとっても説得力があるからではないでしょうか。“昔からの家庭の味”岡山名物「ママカリの酢漬け」は、その名前の由来をキャッチフレーズとして、お土産として駅や観光地のお土産店で売られてきました。でも、常温での販売で変質を抑えるために家庭の味には及ばないものになっていました。そこで、JF岡山漁連は米酢と砂糖を使った「子どもも大好きな家庭の味」の酢漬けを開発し、お土産店での冷蔵販売を始め、全国のスーパーマーケットなど量販店向けの出荷を始めました。今では消費量は増大し、漁師が獲った「ままかり」の値段も上を向いています。都市部のデパートやスーパーなどでもお求めできるようになったので、もし見かけたら岡山のプライドフィッシュ「ままかり」をご賞味ください。

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水揚げ漁港や漁法

漁師による漁はもちろん、沿岸部でも釣れるままかり。
自分たちで釣って食べる味はさらに格別です!

 夏から晩秋に向けて刺し網・小型定置網・釣りなどで漁獲され、県下全域の漁港に水揚げされる、岡山では最も身近なお魚です。刺し網では岡山市の近郊にある、宝伝漁港(朝日漁協)・瀬戸大橋のたもとの下津井漁港(下津井・児島漁協など)、定置網では県西部海域の黒崎連島漁協から笠岡市漁協)、釣りでは瀬戸の急流を持つ牛窓や下津井の各漁協など、広く水揚げされています。
 岡山の子どもたちは身近に安全でよく釣れる釣り場をたくさん知っています。岡山市内を流れる大きな旭川・吉井川は市内の中心部まで海水が入り込んでいて、街の真ん中の橋のたもとや、昔荷揚げ場だった石積みの堤防や岸壁がたくさん有り、そこでは海の魚と川の魚が入り混じって釣れ、子どもや家族連れのいい遊び場になっています。
 岡山の沿岸部では秋になるとアキアミと言う小さなエビが群れて接岸してきます。それを追ってままかりも沖から湾内に、そして汽水域の町の川にまで入り込んできます。秋の運動会やお祭りの頃になると、子どもたちはお父さんや友達を誘ってすぐ近くの港や岸壁にままかり釣りに出かけます。釣れたままかりは、おうちに持って帰り、そのまま素焼きにして酢醤油の中に落としたり、生で頭とおなかを切り落としたものを甘酢に漬けてご馳走にするのです。子どもたちが自分で釣った魚をみんなで食べるのですから、自慢話とともにおいしさも格別で、大人になってもその味と思い出とともに、忘れられない魚になるのです。

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