岡山で“かつお”といえば、“まながつお”!岡山が誇る高級魚!
なんと言っても、刺身が最高!岡山の真夏の御造りになくてはならない存在!
岡山では“かつお”というと“まながつお”のことを言う。
6月、ふぐが去り、さわらが通り過ぎ、真いかも落ちてしまった頃、魚縞の最終ランナー『流瀬のかつお(まながつお)』がやってくる!梅雨のうっとおしい季節が始まる頃には、漁師たちはさわらの網を“かつお”網に積み替え、『流瀬のかつお』漁の準備にかかる。漁期はこれから、真夏の盛り、ぎらぎら照り付ける陽を浴びて全長800mもある刺し網を“かつお”の通り道に入れて行く。しばらく潮の流れに任せて、網と一緒に流れ、頃合いをみながら揚げ始める。そのうち、揚がる網からキラキラと“かつお”のまばゆい光が見えてくる。まるで、メタリックな白銀細工!船に揚げると細かいウロコに全身覆われて、いぶし銀の輝き!これは漁師や漁協の人しか知らない光景。
“かつお”の鱗はとても剥がれやすく、トロ箱に建てるころにはほとんど剥がれてしまう。魚屋さんの店頭では事前に水洗いを済ませるので、背にかけて薄紫を帯びたきれいなクリーム色の魚になってしまう。
『流瀬のかつお(まながつお)』はなんと言っても、刺身が最高!岡山の真夏の御造りになくてはならない存在!鮮度落ちがとても早いので、岡山の地元ならではの一品!
その身はくせがなくとても滑らかな食感で、脂肪も少なくあっさりとした味。刺身に加えて、照り焼き、味噌漬け、あらの煮付けなどどれも絶品!岡山が誇る高級魚!
まさに真夏のプライドフィッシュ!
※クリックして拡大