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岡山県

げた(舌平目)


旬:12~4月

岡山県産舌平目、通称「げた」は、フレンチ・イタリアンでは言わずとしれた高級魚!“おかやまソール”

プライドストーリー

おかやまソールのシンデレラストーリー「脂肪が少なく上品な味…これは魚の女王だ!」

 岡山方言で「げた」。履物の下駄である。有明海では「靴底」、欧米では同じく「ソール」。名は体を表しているわけです。「舌平目」と言えばなんだか高級感があるのになあ。
 岡山の人に「げた」のことを尋ねると堰を切ったように答えが返ってくる。それは、幼いころに夕食のおかずに食べた煮つけの味、冬の朝、食卓においてある煮つけのにこごり、小げたのからあげの香ばしさ。
  懐かしい味の思い出と「ああ、久しぶりに食べたいなあ」と言うためいきと。
  小骨がなく、身離れが良いので子供にも食べやすい。低温下に置いておくと煮汁はにこごりになり、美味しいジュレができる。コラーゲンたっぷりなのでご婦人方にも喜ばれる。
  「げた」は岡山の底魚の代表魚種です。たくさん取れるので安い。安いからしょっちゅう食卓に上る。だから思い出に残る。なんだかんだ言っても美味しい。岡山県民のまさに「ソウルフード」なんです。
 この「げた」、フレンチ・イタリアンの世界では言わずと知れた高級食材なんです。「舌平目のムニエル」なんか食べたことがありますか。岡山の海にはそんな実力者が泳いでいます。上品で味わい深く、ナイフとフォークで食べやすいお行儀のよい魚です。
 フレンチでは「ドーバーソール」が有名で、高級店ではフランスから鮮魚で輸入しているそうです。
 岡山の「げた」はすごい実力の持ち主だったんです。
 今、我々は「げた」を「おかやまソール」と名付けて県外の人に食べてもらう働きかけをしています。なかでも、500g以上の大型の魚を、大都会の有名レストランのシェフにお届けし、食材に加えていただいています。
 岡山のみんなが親しんでいる「げた」が華やかなグルメの世界で「おかやまソール」としてレストランのアイドルになる。
 そんなシンデレラストーリー作戦を展開していきます。

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水揚げ漁港や漁法

あまりにも身近すぎて、その真価に気づいていなかった!

 広く県内全域の漁港に水揚げされますが、底曳網での漁獲が最も多いので底曳網の操業漁船が多い、日生町・牛窓町・胸上・児島下津井地区・寄島町・笠岡市などの漁協に多く水揚げされ、そこの直売所などでは年中求めることができます。底曳網以外では、刺し網・定置網で漁獲されます。
<底曳網とは>
 小型機船底曳網と言い、5トン未満の漁船に15馬力以下のエンジンを積んで船尾から網を降ろし、海底や海底近くにいる魚介類を獲る漁法です。獲ろうとする魚種や海底の状態により漁具の仕掛けや網の構造が違い、多くの魚種を対象に操業されており、岡山県で最も操業する人が多い漁法です。

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