日本海に寒風が吹き荒れるなか泳ぎ来る「若狭の寒ブリ」。
荒波のなかで育ったその身は抜群の肉質を誇ります
ブリは、日本海に寒風が吹き荒れると、定置網に押し寄せると言われています。この日本海の冬の荒波の中を泳ぎ来る「若狭の寒ブリ」は、身は締まり、脂ののりは絶品です。ブリ刺しや炙り刺しはもちろん、ブリしゃぶやブリ大根など楽しみ方はさまざま。越前がにと並ぶ、福井の冬のごちそうです。
おいしさだけでなく、栄養価の高さもブリの魅力。脳の老化を防ぐと言われるDHAや良質なビタミン、吸収率の高い鉄分、旨み成分となるアミノ酸を豊富に含む、高栄養食材です。新鮮なものはコリコリとした弾力と歯ごたえがあり、噛むほどにおいしさが溢れます。福井県では地元シェフらとの産地交流会を行い、野〆と活〆ブリを食べ比べた味の違いや生産者の取り組み、料理提案などの意見交換を通して、県内外への消費拡大に取り組んでいます。
出世魚として知られるブリは、福井県では成長につれ「アオコ」「ツバス」「ハマチ」「ワラサ」「ブリ」と呼び名が変わります。
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