西京焼きや刺身など、幅広く楽しめる自慢のサワラ。
尾に近い部分まで、旨みあふれる絶品
サワラは、魚へんに春と書いて「鰆さわら)」と読み、春を告げる魚と言われています。大きくなるにつれてサゴシからサワラへと呼び名が変わる出世魚で、縁起物としても有名です。
昔は、水温が高い瀬戸内海や九州地方で多く水揚げされていましたが、近年では、福井県でも年間を通じて多く漁獲されるようになり、直近6ヶ年(H25~H30)の漁獲量は全国一位となっております。
「福井のさわら」の旬は、産卵前の秋~冬。特に本県では秋口が盛漁期で、この時期のサワラは脂がのっており、上品な旨みを堪能できます。
一般的に青魚は赤身ですが、サワラは白身が特徴で、特に尾に近い部分がとても味わい深いと評判です。西京焼きや味噌漬け、照り焼き、塩焼きなど調理方法はさまざま。鮮度の良いものは刺身にすると絶品です。また、生活習慣病や老化予防に役立つEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含んでおり、味だけでなく、健康にも良い魚です。
JF福井漁連では、当会が運営する敦賀水産加工場でサワラ等の地魚を加工し、地魚の魅力発信や消費拡大に努めております。
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