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山口県

西京はも


旬:7月~9月

“西の京”山口にちなんで
名付けられた名物はも

プライドストーリー

古くから関西の夏に彩りを添えてきた山口産のはもは、
地産地消食材としても人気が高まっている

 「はもは水を飲んでおいしくなる」と言われるように、夏に旬を迎えるはも。大阪の天神祭や京都の祇園祭など、関西の夏祭りには欠かせない存在です。山口県の瀬戸内海沿岸は全国でも有数の産地で、山口の町が室町時代の古くから「西の京」と呼ばれてきたことにちなんで「西京はも」と名付け、商標登録を行っています。エサとなるエビや小魚が豊富な好漁場で育ったはもは、大阪・京都など関西方面に活魚で出荷されるほか、最近では地産地消料理の食材としても人気となっています。 
 上品で繊細な味わいに加えて、はもの皮に多く含まれるコンドロイチンは若返りの栄養素と言われ、肌をみずみずしく保つ作用があります。また、骨切りと言う特殊な調理を加えるため、小骨もまるごと食べることができ、カルシウム補給にも最適です。

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水揚げ漁港や漁法

主に瀬戸内海側の漁港で、 延縄や小型底引き網で漁獲

 周防瀬戸とも呼ばれる山口県南東部の瀬戸内海海域は、産卵のため回遊してくるはもの好漁場となっており、主に周南、防府、宇部漁港で、延縄漁法や小型底引き網漁法で漁獲されます。特に約700~1500gのサイズで活魚出荷されたものを“西京はも”と呼んでいます。魚体は細長く、大きなものでは体長2mにも達するほど。身は淡白なようでいて実は脂質が多く、旨味たっぷりです。

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