味はもちろん、栄養価も抜群!
県が一丸となって守る自慢の資源のひとつ
日本人がハマグリを食用とした歴史は古く、縄文時代の貝塚から殻が出土していたり、「日本書紀」にも記載があったりするほどです。ひな祭りや結婚式などの祝い事に使われることも多いのですが、これはハマグリの貝が対になったもの以外にはぴったり合わないことから、「夫婦仲良く、一生同じ人と添い遂げられますように」という願いが込められています。
ハマグリはアミノ酸のバランスに優れ、良質のタンパク質と微量脂質を主成分とする高タンパク・低カロリーな健康食品。二日酔い予防、疲労回復、むくみや冷えの改善などその効果はさまざま。日常食としてハマグリを食べ、健康維持につなげましょう!
ハマグリは春先の水温上昇とともに波打ち際に集まってきますが、それを目当てに密漁者や観光客が訪れ、採られてしまう問題が継続的に起きています。ハマグリの生息域は漁業権が設定されているため、勝手に漁獲することは、知らなかったとしても密漁となってしまいます。漁業者は、小型の貝を保護し、大きく育ててから漁獲するなど資源管理の取り組みを実施。観光客の皆さまにはこの取り組みへの理解とご協力をお願いしています。
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