時代を超えて人々に愛される
栄養たっぷりの万能健康食品
千葉県(東京湾)で採取されたもののうち、千葉県漁連が実施する海苔共販において検査基準を満たしたものが江戸前千葉海苔として販売されます。
昔は海苔の養殖は行われておらず、天然もののみが採取されていました。養殖技術が確立したのは江戸時代。東京湾で採れた海苔を和紙の製紙技術を用いて紙状に加工して、板海苔が作られました。当時の生産の中心は大森村(現在の東京都大田区大森)周辺。大森の海苔は将軍家への献上品として使用されていました。その後、海苔の生産は全国へ広まり、明治時代には限られた嗜好品から庶民の日常食へと変化しました。
海苔には、極めて消化の良い良質のたんぱく質が豊富に含まれています。さらに健康に必要なカリウム、カルシウム、ナトリウムなどのミネラル類、ビタミン類や食物繊維もたっぷり。子どもからお年寄りまで、幅広い世代に食べてもらいたい健康食品と言えます。
千葉県の東京湾で生産した海苔を使った製品は、香りの強さと口に入れた瞬間に広がる甘みが最大の特徴。一度食べたら忘れられないおいしさです。
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