ほのかな磯の香と独特の食感、
鮮やかな色彩も楽しめる北海の海藻
銀杏草(ぎんなんそう)といえば「仏の耳」とも呼ばれる天然海藻の高級品。そのほとんどが北海道の日本海側でしか採れないため希少価値が高く、近年では天候の影響などによって、ますます生産量が減っています。約1年かけて大きく育つ銀杏草は紅色で、大きなものは子供の手のひら以上の大きさになります。
銀杏草は、ほのかな磯の香りが食欲を刺激し、火が通るにつれて柔らかな食感になるので、「コリコリ」と「トロトロ」2つの食感が楽しめます。火を通すと緑色に変わるので、色を楽しむならサッと茹でて氷でしめると、鮮やかな紅色が残ります。お味噌汁以外にも、銀杏草ともずくと合わせて酢醤油で味付けする調理方法もおすすめです。
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