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北海道

苫小牧のほっき


旬:7月~11月、(12月~4月)

甘みの強い、肉厚でジューシーな身が自慢。
歯ごたえも楽しい、苫小牧のほっき貝
※2019年6月にプライドストーリーの一部を変更しました。

プライドストーリー

厳しい資源管理のなかで大切に育てられたほっき。
殻長9cm以上の大振りな身と、繊細な甘みが絶品

 苫小牧のほっき貝は年間を通じて安定した品質を保っており、産卵期を除く一年中いつ食べても高品質です。特に苫小牧のほっき貝は9cm以上の大型の貝のみを出荷しており、大ぶりで肉厚、甘みが強いのが特徴です。お刺身(生)、バター焼き(焼く)、ほっきカレー(煮る)、ほっきの酢の物(和える)など調理方法も豊富で、火を通すことにより食感や味も大きく変化します。ほっき貝本来の味覚をはじめ、調理により変化する色々な魅力を感じてみて下さい。(ほっき貝は火を通しすぎると固くなるので加熱のしすぎは要注意!)
 苫小牧のほっき漁は古くは明治初期から営まれていましたが、戦後の食糧不足等による乱獲により資源が枯渇し、抜本的な問題解決が求められました。
 その後、資源量調査に基づく漁獲ノルマの設定をはじめ、漁場・漁期の制限や若年貝の保護などの資源維持に努めました。獲れるだけ獲るの漁業から脱却し、守りながら獲る漁業の資源管理型漁業へと変貌を遂げたのです。また、「苫小牧産ほっき貝」は平成19年7月13日に地域団体商標登録を取得しており、魅力あふれる地域ブランドとしても確立されています。
 先人から受け継がれ、進化し、様々な苦難を乗り越えた結果が水揚げ量日本一を誇る苫小牧のほっきの原点であり、そこには漁業者の絶え間ない努力が隠されています。

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水揚げ漁港や漁法

独自の漁法を利用し、資源を守りながら
見た目も美しい貝を漁獲します

 苫小牧のほっき漁の歴史は古く、1959年ごろ、漁師の所得安定を目指した漁協が稚貝を放流したことから始まりました。
 苫小牧のほっき貝は噴流式桁曳網ふんりゅうしきけたひきあみという漁法を用い、マンガンと呼ばれる漁具を海中へ投下し、水流により地面を掘り起し、採捕する為、貝に傷がつきにくいことや漁場を耕すことができるなど、資源に優しい漁法です。苫小牧で漁獲されたほっき貝は全量苫小牧港へ水揚げされます。
 水揚げする貝の大きさを横幅9cm以上のものに限定することで、資源の確保に取り組んでいます。

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