漁期は各地でイベントを開催。
産地でいただく旬の味覚は格別。
ししゃもにはアイヌの人々によって語り継がれてきた伝説が存在し、その伝説の中で「柳の葉が神の力により魚に姿を変えた」とされ、漢字では「柳葉魚」と表されます。
親魚は10月下旬~11月下旬の水温が下がる季節、北海道内の特定の河川に群れを成して遡上し、河口から1~10km上流の砂れきの川底で産卵します。翌年の4~5月ごろにふ化した稚魚は全長が8mm程で、海に下ったあと、約2年をかけて親魚となります。
北太平洋や大西洋で漁獲されるカラフトシシャモ(カペリン)の干物がししゃもの代用品として大量に市場に流通していますが、ししゃもに比べてうろこが非常に小さく、瞳孔が大きいのが特徴で、本物のししゃもではないことが容易にわかります。「釧路ししゃも」と「鵡川ししゃも」は地域団体商標登録を取得しており、ブランドロゴマークを作成するなど、限りある資源を伝えていくために地域をあげてさまざまな取り組みを行っております。是非「本物」のししゃもを食べてみて下さい!
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