家光公の時代から続く沼津の養殖業。
養殖マアジの生産量は全国一位
富士山を望む美しい静岡県沼津市で、丹精込めて育てられる養殖マアジ、それが「富士山駿河あじ」です。沼津市は、養殖マアジの生産において日本一を誇る地域であり、令和4年には静岡県全体で225トン、3億400万円もの産出額を記録しています。この日本一の生産を支える中心となっているのが、沼津市内の内浦漁業協同組合および静浦漁業協同組合の組合員が出荷する養殖マアジです。
沼津の養殖業の歴史は古く、江戸時代に三代将軍家光にマダイを献上したことに端を発するといわれています。以来、カツオの餌となるイワシの蓄養から始まり、戦後には真珠やマダイ、ハマチなど、様々な魚種の養殖技術を発展させてきました。そして現在、沼津の養殖業を支える二枚看板が、このマアジとマダイなのです。
「富士山駿河あじ」は、沼津の豊かな自然と、長年培われてきた養殖技術の結晶であり、沼津市内の2漁協の組合員が出荷したマアジです。
なかでも、「沼津内浦漁協直営 いけすや」の食堂・売店で提供される「いけすやの活あじ」は、内浦漁協が厳選し、内浦漁協管内のみで3ヶ月以上の飼育期間と厳格な魚体サイズ(80g~120g)、そして明確な国内産種苗という厳しい基準をクリアしたマアジのみを活魚として仕入れ、提供しています。
日本一の生産量を誇る沼津の養殖マアジ。「富士山駿河あじ」をぜひ一度ご賞味ください。
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